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「とりあえず、初めて知り合ったのはアイツが中坊の時にやった暴行事件の弁護、」
ゴトンッ
暴行...事件...？
聞き馴染みの無い言葉にひどく動揺する。
「おい、大丈夫か！？」
焦りの混じった声に呼び戻され、手に持っていた湯のみを手放していたことに気付く。
『わ！？』
慌てて目線を下にやると、畳の上で湯呑みがゆっくり転がっている。
幸いなことに中身は全部飲み干していて、どこも汚れてはいなかった。
『す、すみません！大丈夫です...』
口ではそう言うが、大丈夫でないことは一目瞭然だろう。
「その反応...嬢ちゃん、まさか知らなかったのか？」
天国さんは自身の持ち上げた腰をゆっくり下ろす。
『...はい。
私は中学二年生の冬に東都へ引っ越したので、それ以降の空却のことは何も...』
「そうだったのか、あん時はな...いや待て、俺が言うのも...あー、でもどうせアイツは喋らねぇんだろうな」
なにやら難しい顔をして、ぶつぶつと独り言を呟いている。
もしかしたら、...十四君が言ってた"あのこと"かもしれない。
『天国さん、その話、どうか聞かせて貰えませんか？』
まっすぐ目を見てそう伝えると、少し間があって天国さんもこちらに向き直る。
「...わかった。簡潔に伝える」
私はごくり、と唾を飲んだ。
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むーこ - 素敵な作品すぎますよ…！続きのご予定はもうありませんか……？ (4月25日 23時) (
レス) @page21 id: 6b7afb9598 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - いとさん» とても嬉しいです(˶ ̇ ̵ ̇˶ )♡こちらこそ読んでいただき、感想までくださって本当にありがとうございます！もっと好きになってもらえるように頑張ります｡˚✩ (2023年3月30日 18時) (レス) @page20 id: d7bba88e32 (このIDを非表示/違反報告)
いと - 最高です(泣)素敵な作品をありがとうございます。続き楽しみに待ってます。 (2023年3月29日 22時) (レス) @page18 id: 2e3d0ac53d (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - 音さん» ご感想ありがとうございます！そう言って頂き、私も幸せでいっぱいです♡忙しくて更新が出来ていませんが、この作品は必ず完結させますので、ぜひ最後まで見届けてください(*^^*) (2022年10月10日 23時) (レス) id: d7bba88e32 (このIDを非表示/違反報告)
音 - 不器用な恋で胸が暖かくなりました。ありがとうございます。続きを楽しみに待ってます。 (2022年9月14日 2時) (レス) @page13 id: c1a228581f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠 | 作成日時：2022年4月5日 7時
