木野さん ページ27
*
みー姉が悲しいような、悔しいような、
そんな言葉に表せないような表情をしている。
チームメイトに気付いた様子はない。
…気のせい…なのかな、
「…っ!!来たっ!!」
突然、辺りの空気が冷えたかと思えば
ピカッ、と正面が光り中に人影が見えた。
「来たなっ!!エイリア学園!!」
円堂君が叫ぶ。
エイリア学園、と呼ばれた相手は無表情。
円堂君が蹴り上げたボールを受け止め、
グルッと私達を見回す。
＿＿目が、合った
「………なっ…!?」
ボールを受け止めた人が声を上げた。
その目線の先に居るのは、私。
目を見開いて硬直している。
「……また、お前達か」
何事もなかったかのように切り出した。
が、依然目線はチラチラと此方を向いている。
それを不信に思ったのか鬼道君が
ザッ、と私の前に守るようにして立つ。
「…………」
鬼道君の目は相手を鋭く睨んでいる。
まるで、獲物を狩る猟師のようだった。
試合開始。
私はベンチに座っていた。
何故なら、マネージャーだから。
あれ、でも私一応サッカー出来る…よね、
エイリア学園ってそんなに凄いのかなぁ…
「……あ…」
「涼野さん、どうしたの…?」
「わっ…!!……木野さんか…吃驚したぁ…」
突然出てきた木野さんに驚く。
……神出鬼没…?
「…ん…ちょっと…ねー」
「……私で良ければ、聞くよ?」
木野さんが優しい笑顔を浮かべる。
少し、肩の緊張がほぐれた気がした。
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緑猫 - 愛詩春花さん» 愛ちゃああああああああああああ(((黙 ありがとうっ!全然ダメダメだけどっw …心情が書けないのよ(笑) …あ、そーいえば黒駒。ミバ制限掛けられたんで()出来れば拡散希望…とか…((( (2015年4月12日 3時) (
レス) id: 7f99277191 (このIDを非表示/違反報告)
愛詩春花(プロフ) - クロちゃん☆だいぶ遅くなったけど← 読みに来たよ！描写力すごいねb (2015年4月11日 19時) (レス) id: 0cffe918c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緑猫 | 作成日時：2014年11月24日 18時
