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早足で一直線でトイレへと向かった。何処かに寄り道したかったがGPSが仕掛けられているかもしれないのでそう簡単に動くことはできなかった。
なので、大人しくトイレに向かう。トイレならば鏡があるはずだから。それに、トイレ触った感じ髪の毛が短くなっているし、顔のパーツの位置も微妙に違う。もしかして、ゲームの主人公通りの容姿なのしれない。ゲームの主人公は美形であったので少しは嬉しいが、ゲームの立ち位置を考えると何とも言えない、
とりあえず、時間に間に合うように早く行こう。
…
トイレに着けば鏡は案の定存在していて、その目の前に立った。
黒髪のボブに青い目。整った顔。
まさにあのゲームの主人公だ。
せめてモブとかのほうが殺されずにすんだのに。本当に最悪だ。神様は死ぬ未来しか用意していないのだろうか。
後は、日にちだ。決まった日にちにどのエンドが決まる。つまり、エンドは死というわけだ。私はこれを免れなきればいけない。
時計は壁に掛けてあった。それも運良く日にちも確認できるデジタル時計。時計を確認すると日にちは、３月２８日。つまり、エンドは４月１日に決まるから三日前。全然時間がない。実質寿命三日ということだ。
これは非常に困った。これをどうにかして逃れたい。
方法を考えよう。
逃げ出すのは、さっき言ったように無理に近い。何故ならば、此処は監視システムが充実しているから、どうせ見つかるだろう。
身を守れるようにする。相手は軍人だし力の差は歴然だろうし、三日で強くなんてなれないので無理だ。
そして、もう１つ考えた。
好感度を下げる。このゲームのシステムは乙女ゲーと変わらない。結末は決まった日に迎えるし、分岐もある。どの分岐も試したけど、４月１日に結末を共に迎えるどのキャラクターも好感度が最高潮になる。つまり、好感度が上がればそのキャラクターによって手を下される。
つまり、逆に考えれば好感度が最高潮にならなければ良いということだ。相手に嫌われればいい。
普通に考えたらこうするのが一番なんだろう。
とりあえずルートの一つ一つを潰していく。それが今の私が生き残り続ける最適の方法だ。
そう落ち込むこともない。きっとどうにかなるから。それに、私はこのゲームを知っているから。
鏡に映った顔をじっと見つめては笑顔を作って見せた。
絶対に私は死なないから。
まずはトントンが怒らないように早く帰ろう。
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Rin - ｼｬｵﾁｬﾝのところ見ててなんか見たことあるって思ったら...え、え、ちょっと待ってください、夢で見ました...え？奇跡...？正夢だったのか...本当に奇跡... (2021年3月22日 15時) (
レス) id: ee43a6ccd3 (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - …...|*･ω･)ﾁﾗｯ。あの...41話が行方不明ですよ(ﾎﾞｿｯ)いつも応援してます！！！(クソデカボイス) (2020年8月4日 0時) (レス) id: b3758e01fb (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - tntntntnさん» tntn (2020年7月20日 22時) (レス) id: ba86ab62db (このIDを非表示/違反報告)
tntntntn - 神ですね。語彙力の低下 (2020年7月20日 22時) (レス) id: 90c9bf8c0a (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - こうめさん» ありがとうございます！更新がんばります (2020年6月12日 7時) (レス) id: ba86ab62db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんなのあいじん | 作成日時：2020年5月6日 19時
