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湯船のお湯が体積が増えたことにより溢れ出す。
全身が温まる感覚。この世界で一番の快楽かと思ってしまうほど、贅沢であった。
ht「ここ最近、一人で入っていたから人がいるのもなんか落ち着かないな」
ひとらんは少し距離を開けて湯船へと浸かる。
一応、見られたくないという羞恥心はあるのか、タオルを腰に巻いていた。
もちろん私も胸から下を隠すようにタオルを巻いた。
でも、お湯で濡れたら透けて見えてしまうから意味はなくなる。
『ここの浴場は男性の幹部の方のみしか入らないから、人が少なくなりますもんね』
ht「まぁ、前は一緒に入ってたよ。オスマンとか、コネシマとかとも」
『そうだったの？』
ht「ちょうどAが入る前だったよね。オスマンとかは普通に触ってきて少し厄介だったけど」
『うん…』
ひとらんの言葉にちくりと心が痛む程度の罪悪感を感じた。
私が入る前はみんなが仲良かったのなら、私が原因でみんなの関係が崩れてないのかと。
確かに、幹部になったとき。
歓迎会では、皆がお互いに罵りあったり、馬鹿にしあったりしていた。
それは、仲良くしている意味で。
だが、今はどうだろうか。
全て私が原因で皆が仲悪くなってしまった。
つまり全て私のせい…
ht「A、考えすぎだよ。顔が暗くなってる」
『あ、ごめん…』
ht「謝ることないって。俺はAのいる此処も十分に楽しいよ」
「ひとらんっ…！」
ひとらんの笑顔が可愛すぎた。普段マスクでクールなのに、なんで急に笑うんだ。
ひとらんのほうがヒロイン似合ってると思うんだけどな。
代わってくれないかしら。
ht「俺はAの味方だから。何かあったら相談して。色々溜め込みすぎだから」
『うん。どうしようもなかったらね』
言ってることがイケメンだが、私にはヤンデレということが分かっているので、相談なんてする気はおきなかった。
裏があるやつになんて相談するとか、自爆行為に決まってるよね。
そう思いながらため息をついたとき、浴場のドアが開いた。
そこにいた男は私を見ると、暗かった顔をパァーっと明るくした。
「おっ？Aやないか！珍しいなぁ！」
また、厄介者がきた。
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Rin - ｼｬｵﾁｬﾝのところ見ててなんか見たことあるって思ったら...え、え、ちょっと待ってください、夢で見ました...え？奇跡...？正夢だったのか...本当に奇跡... (2021年3月22日 15時) (
レス) id: ee43a6ccd3 (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - …...|*･ω･)ﾁﾗｯ。あの...41話が行方不明ですよ(ﾎﾞｿｯ)いつも応援してます！！！(クソデカボイス) (2020年8月4日 0時) (レス) id: b3758e01fb (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - tntntntnさん» tntn (2020年7月20日 22時) (レス) id: ba86ab62db (このIDを非表示/違反報告)
tntntntn - 神ですね。語彙力の低下 (2020年7月20日 22時) (レス) id: 90c9bf8c0a (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - こうめさん» ありがとうございます！更新がんばります (2020年6月12日 7時) (レス) id: ba86ab62db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんなのあいじん | 作成日時：2020年5月6日 19時
