5 ページ7
来てしまった。人通りの少ない廊下の突き当たりになるこの部屋。鍵がしまっているし、破ろうとすることもできない。でも、ゲームを周回していた私には鍵の在り処なんて分かっていた。
とりあえずプランとしては、入って押さえ込んでは好感度を下げる。以上だ。
固唾を飲んでは、鍵穴に鍵を差し込んではくるりと手首を捻って、部屋のなかに飛び込んだ。
『ロボロ！』
そう言って、ロボロがいつも座っているデスクチェアに飛び込んで取り押さえようとした。
だが、ロボロはこちら方を向いていた。まるで来ることが分かっていたように。
そして、大量のモニターの前でロボロは迎え入れるように手を広げていた。
頭のなかに走馬灯が走る。
そして、私は思い出した。
そういえば、ロボロは監視してるんだった。
私はロボロの胸の中におさまる。
rb「ん〜？A？なんでここが分かったんかな？」
ロボロの顔を見るがピンク色の目はどす黒く濁っていた。恐怖を感じて、逃げようと少し力んだだけでロボロの抱き締める強さは強くなった。
なにより、怖かったのが部屋中に私の写真が張りつくされていること。
rb「A？」
『あっ……いや…』
思わず言葉が出ない。
いや…こんなとこで引き下がったら死んでしまう。
ここは勇気をだして何かしらどうにかしよう。
『ロボロ！いつも私の安全を守ってくれてるの？』
rb「え…？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1134人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Rin - ｼｬｵﾁｬﾝのところ見ててなんか見たことあるって思ったら...え、え、ちょっと待ってください、夢で見ました...え？奇跡...？正夢だったのか...本当に奇跡... (2021年3月22日 15時) (
レス) id: ee43a6ccd3 (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - …...|*･ω･)ﾁﾗｯ。あの...41話が行方不明ですよ(ﾎﾞｿｯ)いつも応援してます！！！(クソデカボイス) (2020年8月4日 0時) (レス) id: b3758e01fb (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - tntntntnさん» tntn (2020年7月20日 22時) (レス) id: ba86ab62db (このIDを非表示/違反報告)
tntntntn - 神ですね。語彙力の低下 (2020年7月20日 22時) (レス) id: 90c9bf8c0a (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - こうめさん» ありがとうございます！更新がんばります (2020年6月12日 7時) (レス) id: ba86ab62db (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みんなのあいじん | 作成日時：2020年5月6日 19時
