望君の正体。【桃】

〆 . カフェ ページ10

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小瀧「 Aちゃん 、何頼む ？ 」



「 うーんと … 私はじゃあイチゴパフェにしようかな ！ 」



小瀧「 んふふ 、Aちゃんっぽい 」



「 なにそれ 笑 」









ゲームセンターから近くのカフェへ。





２人できゃっきゃしてると神ちゃんの唸り声が聞こえてきた。









神山「 バナナパフェとチョコレートパフェどっちがええかなぁ ………… 」



重岡「 ほな神ちゃんバナナパフェ頼んで 、俺がチョコパフェ頼んだらええやん 」



神山「 え 、ええの？ 」



重岡「 当たり前やん 、まぁ神ちゃんの奢りやけどな ！ 」



神山「 えー … ケチやん 」









この後に神ちゃんの分のお金もサラッと払ってたことは言わない方が良いのかな？イケメンだけど。









小瀧「 ほな俺はコーヒーにしよかな 〜 」



「 じゃあ一口あげるから一口ちょうだい ！ 」



小瀧「 Aちゃん苦くて飲めへんやろ ？ 俺が口移ししてあげ … 」


「 砂糖あるから大丈夫 ！ 」









あれれ 、眉毛下がっちゃった。



言葉遮っちゃったの悪かったかなぁ …







なんて考えていると神ちゃんとしげのパフェと私のパフェが届いた。






はあもう美味しそう。ツヤツヤのいちご。大好き。









「 いっただっきまあーす ！！ 」




小瀧「 美味しっ？ 」




「 うんっ ！！！！ 」









口に入れた瞬間生クリームが溶けて … 甘いんだけどイチゴの酸っぱさもあってもうほんとにほんとに美味しい。






ちらりと横を見ると 、お互いにあーんしてて２人だけの世界に入ってる神ちゃんとしげ。




まぁいっか。









そのままパクパクと食べ進めていると視線を感じた。









「 … ああ 、一口あげるって言ったんだった。はいどうぞ 、食べて良いよ ？ 」




小瀧「 あーんして ！ 」




「 めんどくさい 」




小瀧「 ぅ … 、おねがぁい … 」









何かあったらすぐ涙目にするんだから ！！




ほんと悪い子。









「 ……… あーん 」




小瀧「 んふふ 、あーーん ♡ 」









幸せそうにパフェを食べる望君を見たら、まぁいっか 、なんて思ってしまうのが私の悪い所だ。









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１０００人とか泣き叫びます。

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