【8話】あれ…?ここは… ページ10
しばらくして目が覚めると中也が隣りに寝ていた。…見慣れない部屋だ、何処なんだ…?
太宰「お、やっと起きたー?黒崎くぅーん」
黒崎「だ、太宰!?」
太宰「いやー、うちの東西ヘタレ君達が拾ってきてね?」
谷崎「いや…その…倒れてたので…」
敦「この間のこともありましたし…」
黒崎「…そっか、ありがとう」
微笑んだけど…敦君のはにかみ笑顔可愛いな!!←←
黒崎「…中也は大丈夫なの?」
太宰「中也に限って死ぬわけ無いじゃん」
黒崎「…そうだね…矢っ張り仲良いよねお前ら」
太宰「いやいや、仲は良くないから」
黒崎「そういうことにしとくよ。ところでさ…太宰の能力で俺の足治せないかな?」
太宰「何?足犠牲にしたの?」
黒崎「…中也を止めるにはそれしか無くってさ」
太宰「…まぁ、とりあえずやってみようか。最悪医務室に…」
黒崎「いやだ」
太宰「おや、即答かい?」
黒崎「いやだね、解剖なんてゴメンだよ」
太宰「流石はポートマフィア1の情報通だね」
黒崎「うるせぇな…早く治せ」
太宰「はいはい」
太宰が俺の足に触れる。試しに立ってみよう。
黒崎「…立てた」
太宰「お礼はないのー?」
黒崎「何がいい?」
太宰「んー…君は?」
黒崎「…へ?」
太宰「だから、君」
黒崎「…いや、駄目だよ!?」
太宰「えー…いいじゃないー…」
なんで俺…わけ分からねぇ
口論が一時間続いた
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作者名:天津焦凍 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年8月29日 15時