ね こ の と も 。２

・ ページ19

赤side

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とも「 だい … き 、くん 」






重岡「 … とも。 とも … とも ！！！ 」









ともが目を覚ました。






何故だか涙を流していた。









とも「 だいきくん 、ありがとうな 」






重岡「 ともも … ありがとう 」









ともの酸素マスクをそっと外した。







ゆっくり顔を近付けて … 、１ヶ月ぶりに 、ともとキスをした。









とも「 だいきくん … だいすき 」






重岡「 俺も大好き 、愛しとるよ 」









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生きていてくれて 、ありがとう。








そう呟いて 、目の前の愛しい人を抱き締めた。









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それから１週間してともは退院。





何事もなかったかのようにともはもうすっかり元気になった。









とも「 だいきくんさ 、ともが目覚まさんかった時 手握ってくれとった？ 」





重岡「 うん 、握ってたで ？ 」





とも「 そっかぁ … 」





重岡「 なんで ？ 」





とも「 ともはね 、だいきくんの手に救われたんやで。だいきくんの手がなかったらきっと … 」









死んでたから。






そう言ったときのともは悲しそうな顔をして俯いた。









とも「 やからね 、だいきくんの手大好き！ 」









かと思えば 、急に顔を上げてそう言って微笑んだ。









重岡「 … とも 、愛しとる。もう絶対離さんから 」






とも「 …… うんっ ！ 」









end .








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