１３人目 −２−

ﾃｨｰｻﾞｰ撮影最終日 ページ20

一昨日、昨日とｽﾀｼﾞｵでの撮影を終えて、今日は朝早くからﾒｲｸをして衣装に着替えて、外での撮影だった。

一番最初のｼﾝｸﾞﾙのMVに使われるみたいで、
その一部をとってﾃｨｰｻﾞｰにするらしい。

てゆうかMVって初耳だけど…曲ももう出来てるってことかな？


今日は踊りはないため、現地に着いてから説明を聞いてからの撮影だった。


朝から撮っていたのに、すでに日付が変わろうとしている。

あとはｼﾞｮﾝｲﾝとﾐﾝｿｸｵｯﾊﾟの撮影で全て終了する。


最後だからか、みんながそれを見守っていた。


2人の息もぴったりで撮影は一発でOKがでた。


ﾁｪﾝ「終わったーーー!!」


ﾁｬﾆｮﾙ「長かったーー!!」


ﾍﾞｸ「明日は休みっ?!」


ﾃｻﾝ「ばーか。これくらいでなに言ってんだよw」


ｽﾎ「明日も何かあるんですか？」


ﾃｻﾝ「明日は事務所で今後の話をする。その後すぐ練習にはいってもらうぞ。」


ﾍﾞｸ「もしかして今日撮ったMVの曲も聴けるの？」


休みじゃないと聞いてがっくりしてたﾍﾞｸｵｯﾊﾟは目を輝かせて聞いた。


ﾃｻﾝ「あぁw楽しみにしてろよw」


DO「どんな曲なんだろうね？」


横にいたｷﾞｮﾝｽｵｯﾊﾟも嬉しそうに話しかけてきた。


「楽しみですね^^」


DO「Aの歌もまだ聴いてないから早く聴いてみたいしね^^」


「そんなたいしたことないですよwでも、わたしもみんなの歌を早く聴いてみたいです^^」


DO「歌は、ﾍﾞｸとｼﾞｮﾝﾃﾞが上手いよ」


ﾁｪﾝ・ﾍﾞｸ「ん？なんか言った？」


DO「いや、なにもw」


そう？それだけ言うと2人はすぐに違う話題で盛り上がっていた。


それを見てｷﾞｮﾝｽｵｯﾊﾟは私の耳元で呟いた。


DO「僕も歌うの好きなんだ。だから、僕の歌も楽しみにしててよ^^」


突然の近い距離にわたしはどきっとしてしまった。


DO「A？聞こえた？」


「あ、は、はい！期待してますね！^^」


DO「あ、あぁ、うん！て、てかさ、ﾍﾞｸもｼﾞｮﾝﾃﾞも地獄耳だよねwあんだけ騒いでんのにw」


「ははっw確かに^^」


ﾃｻﾝ「お前らそろそろ車乗れー！」


ﾃｻﾝｵｯﾊﾟから声がかかると、行こっとｷﾞｮﾝｽｵｯﾊﾟは私の手を握って引っ張った。


ﾁｬﾆｮﾙ「ｽﾄｰｰｰｰｰｯﾌﾟ!!」

「え？」

ﾁｬﾆｮﾙ「なに手繋いでんの!」

「ｵｯﾊﾟだってすぐ繋ぐ」


言い終える前にｷﾞｮﾝｽｵｯﾊﾟが、走るよっ！って言い出して私の手を繋いだまま走り出した。

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