宿舎２ ページ6
車を下りて着いた先は･･･ﾏﾝｼｮﾝだった。
何も言わずにｴﾚﾍﾞｰﾀｰに乗り込み、９階まで上がる。
部屋の前につくと
ﾃｻﾝ「え〜っと･･･どっちがKでどっちがMだっけ？」
ｼﾞｭﾝﾐｮﾝ「９０１がKで９０２がMですよ」
ﾃｻﾝ「ははっそうだったか！」
もしかして、この人たちの宿舎？
ぞろぞろと中へ入っていくﾒﾝﾊﾞｰたち。
ｵｯﾊﾟの腕を掴む。
「ｵｯﾊﾟ。」
ﾃｻﾝ「ん〜･･･？なんだ？」
「なんでこの人たちの宿舎にわたしまでこなきゃいけないの？」
ﾃｻﾝ「こ、この人たちなんて呼ぶなよ〜！ﾒﾝﾊﾞｰだろ〜･･･？」
「わたし帰る。」
ﾃｻﾝ「あっ、おい！待て！」
ｴﾚﾍﾞｰﾀｰの方に向かって歩こうとすると、あとから来たﾒﾝﾊﾞｰたちがｴﾚﾍﾞｰﾀｰから出てきた。
ﾀｵ「あっ！A〜！！やっぱり先に着いてた〜！！」
笑顔で走ってくる。
ｸﾘｽ「ﾀｵ〜！走るなよ〜！」
ﾀｵ「たいちょーも早くー！」
どうしよう･･来る･･･！
と思った時はすでに時遅し。
ﾀｵの顔が目の前に。
固まっていると、他のﾒﾝﾊﾞｰたちもぞろぞろとやってきた。
ｸﾘｽ「AはKなのか？Mなのか？」
ﾀｵ「Mだよね〜？」
ﾙﾊﾝ「資料には何も書いてなかったよね？」
ﾃｻﾝ「あぁ、Aはどっちとも活動してもらうんだが･･･」
ﾚｲ「宿舎はどっちなの？」
ｼｳﾐﾝ「いや、女の子なんだから、そこはさすがに別でしょ。」
ﾁｪﾝ「確かに。さすがに一緒はまずいよな。」
ﾃｻﾝ「･･･いや･･･AはKと同じ宿舎だ･･･。もう部屋もそっちに用意してある･･。」
････ちょっとまって･･･。今ｵｯﾊﾟなんて言った･･･？
そう思った次の瞬間ﾀｵがわたしに抱きついた。
ﾀｵ「えぇ〜！！やだ〜！！Mの方でいいじゃん〜！！」
どんどん声が遠のいていき、わたしはそのまま意識を失った。
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作者名：naka | 作成日時：2014年2月26日 20時
