１３人目 (ページ47)

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やっぱり私も残って練習しようかな？

練習室に引き返そうとすると、ﾙﾊﾝｵｯﾊﾟに捕まった。

ﾙﾊﾝ「A！早く行くよー。」

「あ、ちょっと…」

腕を引いて歩くｵｯﾊﾟ。

ﾙﾊﾝ「てかさ、Aﾀﾞﾝｽ上手だね。本当に。」

「そんなことないよ。」

ﾙﾊﾝ「そんなことあるよ。…悔しいけど俺より上手いよ。」

「わたしはｵｯﾊﾟのﾀﾞﾝｽの方がかっこいいと思ったよ？」

本当にそう思った。
踊り方もすごく綺麗だし。

ﾙﾊﾝ「本当にかっこいいと思った？」

「うん。」

ﾙﾊﾝ「んー…Aがかっこいいって言ってくれるならいっか。」

なぜ私基準？

まぁ、ｵｯﾊﾟが満足そうだからいいかな。

ﾙﾊﾝ「じゃ、また後でね！」

「へ？」

ﾙﾊﾝ「へ？じゃないよー。一緒にｼｬﾜｰする気？」

「あ、あぁ！し、しないよ。」

いつの間にかｼｬﾜｰ室の前に来ていた。

練習してこーかと思ったけど、いいや。

ｼｬﾜｰを浴びて、宿舎に帰る。

ﾁｬﾆｮﾙ「ﾙﾊﾆﾋｮﾝ､なんでいるの？」

ﾙﾊﾝ「悪い？」

ﾁｬﾆｮﾙ「悪くはないけど…」

DO「今日も出前でいいかな…？疲れちゃった。」

ﾍﾞｸ「何頼むー？」

ﾘﾋﾞﾝｸﾞに集まるﾒﾝﾊﾞｰたち。
賑やかだな。

ﾁｬﾆｮﾙ「ﾁｷﾝは？」

ﾍﾞｸ「昨日食べたろ？」

ｾﾌﾝ「僕ﾋﾟｻﾞ食べたい。」

ﾙﾊﾝ「Aは？何がいい？」

「わたしはなんでもいいよ。」

みんなであれこれ言ってる姿がなんだかすごく微笑ましく思えた。
この中にわたしもいていいのかな？なんて少し離れたところから見てる。

ﾁｬﾆｮﾙ「Aこっちきて！」

「え？」

ｵｯﾊﾟがわたしの肩を後ろから掴んで、みんなの元へ連れて行かれる。

ﾁｬﾆｮﾙ「嫌いなものはない？」

「…特にないけど…。」

ﾁｬﾆｮﾙ「じゃぁ、これとこれだったらどっちがいい？」

「…みんなが食べたいのでいいよ。」

ﾁｬﾆｮﾙ「俺はAの意見を聞いてるんだけど！他の奴らは適当に頼んでるからいーの！」

「じゃぁ…こっち。」

ﾁｬﾆｮﾙ「おっけー^^」

そう言ってｵｯﾊﾟはわたしの頭を撫でた。

ﾁｬﾆｮﾙ「じゃ電話するよー！Aこれ持ってこっち来て。」

ﾒﾆｭｰを渡され、肩に腕を回されると、ｵｯﾊﾟは電話しだした。

え、わたしﾒﾆｭｰ知らないけど。

なんて思ったら、どんどんと注文してくｵｯﾊﾟ。

時折ﾒﾆｭｰを見てるけど…わたし必要？

…まぁいっか。