打ち明ける？ ページ44
DVDを見終わって、今日は出前を取った。
食べ終わると各自遊んだり、部屋に戻ったり、ｼｬﾜｰを浴びたりしている。
私はもうｼｬﾜｰも浴びおえて、今だにDVDを観ているｼﾞｮﾝｲﾝの隣に座った。
「何か飲む？」
ｶｲ「ううん、大丈夫。」
真剣に観てるなぁ。
いつも眠そうな顔してるけど、今は目がきらきらして見える。
「…今日もﾊﾟｿｺﾝ使う？」
ｶｲ「あぁ…うん。」
返事が短い。
わたし邪魔してるかな？
ｿﾌｧから立ち上がろうとすると、腕を掴まれた。
「え？」
ｶｲ「別に邪魔じゃないから。」
な、なんでわたしの考えてることわかったの？
ｶｲ「わかるよ。」
「こ、怖いよｼﾞｮﾝｲﾅ…。」
ｶｲ「あははっ。いいから、座りなよ。」
「うん…」
わたし表情に出にくいﾀｲﾌﾟだと思ってたんだけどなぁ…。
ｶｲ「もう寝る支度出来たの？」
「え？あ、うん。」
ｶｲ「俺もｼｬﾜｰしてくるから、その後部屋行っていい？」
「う、うん。」
なんか…その言い方、恥ずかしい。
ｶｲ「何想像してんの？顔赤いけど。」
ﾆﾔｯと笑ってるｼﾞｮﾝｲﾝ。
「な、なにも！」
ｶｲ「ならいーけどw」
そう言いながら、彼は行ってしまったので、わたしも部屋へ戻る。
とりあえず、今日もｼﾞｮﾝｲﾝがいてくれるから寝れそう…。
だけど…今後そうはいかないよね…。
どうしよう…。
打ち明ける？
誰に？
ﾙﾊﾝｵｯﾊﾟ？でも部屋違うし…。寝るまでここにいてなんて言えない…。
その人に夜更かししてって言ってるようなものだし…。
それなら、わたしが誰かの部屋で寝る？
誰なら嫌がらないかな？
やっぱりﾙﾊﾝｵｯﾊﾟ？もしくはﾁｬﾆｮﾙｵｯﾊﾟ？…はだめ。なんか危険な気がする。
ｺﾝｺﾝ
「はい。」
返事をすると、ｼﾞｮﾝｲﾝが中へ入ってきた。
「…ｼﾞｮﾝｲﾝ…髪濡れてるけど。」
ｶｲ「あぁ、面倒臭い。すぐ乾くし。」
「だめだよ、風邪ひくよ。」
待っててと言って、洗面所からﾄﾞﾗｲﾔｰを持って戻る。
ぼーっと突っ立ってるｼﾞｮﾝｲﾝ。
「乾かしてあげるからﾊﾟｿｺﾝ使ってていいよ。」
座らせてﾊﾟｿｺﾝを渡すと、ﾄﾞﾗｲﾔｰのｽｲｯﾁを入れる。
なんとなくｼﾞｮﾝｲﾝは話しやすい。年も同じだし。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 118人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：naka | 作成日時：2014年2月26日 20時
