ｽｰﾊﾟｰ〜ﾙﾊﾝside〜 ページ40
3人で近くのｽｰﾊﾟｰにやってきた。
ﾁｬﾆｮﾙ「出てくる時、ｷﾞｮﾝｽと何話してたの？」
「買い物頼まれたんです。」
家を出てからずっとAに話しかけてるﾁｬﾆｮﾙ。
それにきちんと返事をしながらも買う物をカゴにいれていくA。
ﾁｬﾆｮﾙ「あとは、お菓子と飲み物だけだな！」
ﾁｬﾆｮﾙはすたすたとお菓子ｺｰﾅｰへ歩いていく。
Aも後についていくが、突然こっちを振り向いた。
「ｵｯﾊﾟ､どうかした？」
ﾙﾊﾝ「ん？どうして？」
「全然喋らないから。」
ﾙﾊﾝ「ﾁｬﾆｮﾙが喋りすぎなんだよ。」
「…確かに。」
ﾁｬﾆｮﾙ「2人とも何してんの？早くー！」
ﾁｬﾆｮﾙの元へ行き、お菓子を入れていく。
「こんなに食べれるんですか？」
ﾁｬﾆｮﾙ「食べれるよ！」
ﾙﾊﾝ「人数も多いし。」
「…ならいいけど…｡」
何か言いたそうに見えたが、Aはそれ以上何も言わず、全ての買い物を終えた。
買ったものを袋に詰めていると、一人の女がAに声をかけた。
『A？』
驚いた顔で見ているA。
ﾁｬﾆｮﾙ「Aの友達？」
「ち、ちが」
『そうなんです！幼馴染みたいな^^』
深く帽子をかぶっていて、よくわからないけど、どっかで見たことある気がする。
ふとAを見てみると、少し俯いているようだった。
ｿﾖﾝ「わたしは、ｿﾖﾝって言います！お二人はAのお友達ですか？^^」
そう上目遣いで聞いてくるｿﾖﾝさん。
上着の裾がぎゅっと握られて、ぱっと見てみるとAだった。握った手は少し震えていた。
ﾁｬﾆｮﾙ「今度SMから･･」
ﾁｬﾆｮﾙが言おうとするのを遮る。
ﾙﾊﾝ「友達です。僕たち、急いでるので行きますね^^」
それだけ言ってAの手を握り、歩き出した。
少しするとﾁｬﾆｮﾙが走って追いかけてきた。
ﾁｬﾆｮﾙ「ちょっと待ってよ〜！」
両手に荷物を持っているのを見て、一つだけ持ってあげる。
「あ･･･わたしも持つ･･･。」
まだ少し動揺したように話すA。
ﾙﾊﾝ「Aはいーの。」
思い出した。
さっきのｿﾖﾝって少し前にﾃﾞﾋﾞｭｰしたｱｲﾄﾞﾙだ。確か３人ｸﾞﾙｰﾌﾟで･･･BGだったかな･･･？
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作者名：naka | 作成日時：2014年2月26日 20時
