１３人目 (ページ27)

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心細いページ27

なんとか完食してもらい、薬を飲んでもらう。

ﾁｬﾆｮﾙ「ありがと！なんかAと一緒にいたら良くなってきた気がする^^」

「どういたし…？！」

突然目の前が真っ暗になる。

わ、わたしまた抱き締められてる！！

ﾁｬﾆｮﾙと布団の中に包み込まれ、顔だけを出すと、思いの外近くに顔があってどきっとする。

ﾁｬﾆｮﾙ「少しでいいから！あったまるまで。」

昨日といい今日といい…。

ﾁｬﾆｮﾙ「あ、でも、今日は寝ちゃだめだよ？うつっちゃうから。」

「ね、寝ません。」

ﾁｬﾆｮﾙ「そう？」

「ﾁｬﾆｮﾙさんこそ寝てください。」

ﾁｬﾆｮﾙ「このまま寝ていいの？」

「そ、それはちょっと…」

ﾁｬﾆｮﾙ「…てゆーか…なんか俺まですごく恥ずかしくなってきたw」

顔を上げるとﾁｬﾆｮﾙさんまで顔を赤くしていた。

「は、早く寝てください。悪化したら大変です。」

ﾁｬﾆｮﾙ「うん。ずっとこーしてたいけど、うつしちゃったら困るもんね。Aはもう部屋で休んでいいよ^^」

そう言ってほどかれる腕。

ﾙﾊﾝｵｯﾊﾟも言ってたけど、具合悪い時って心細いよね…。
わたしもそうだもん…。いつも、誰かにそばにいてほしいって思ってた。…誰もそばにはいてくれなかったけど…。

「…ここにいるので何かあれば言ってください。」

私はベッドから降りるとベッドに寄りかかった。

ﾁｬﾆｮﾙ「だめだよー。ここにいたら、うつしちゃうもん。」

「大丈夫です。そんな心配してないで早く寝てください。」