熱 ページ23
荷物をまとめ終わって少しすると、ｵｯﾊﾟの迎えが来た。
宿舎に帰ると、部屋に行き、荷物を置いた。
なんかやけに静かだったな･･･。
靴も少なかったし･･･。それより、ﾁｬﾆｮﾙさん･･･
気になって、部屋を出ると同時にｼﾞｮﾝｲﾝが部屋から眠そうに出てきた。
黙って見てると冷蔵庫から水をだしてｺﾞｸｺﾞｸと飲んでいる。
「･･･他のみなさんは？」
ｶｲ「ｷﾞｮﾝｽﾋｮﾝとﾍﾞｯｷｮﾝﾋｮﾝとｼﾞｭﾝﾐｮﾝﾋｮﾝは出かけた。ｾﾌﾝとﾁｬﾆｮﾙﾋｮﾝは寝てる。」
ちゃんと寝てるのね。
「ﾁｬﾆｮﾙさんの部屋ってどこですか？」
ｶｲ「そこ。」
それだけ言うと部屋に入ってしまったので、ﾁｬﾆｮﾙさんの部屋をﾉｯｸしてみる。
が、返事はない。そっと扉を開けるとﾍﾞｯﾄﾞに寝ているようだった。
起こさないように近寄ると、息苦しそうにしていた。
額に触れるとさっきよりも明らかに熱があがっているようだった。
どうしよう･･･。とりあえず･･･
部屋を出ると、冷蔵庫を開けて冷えピタを探す。
ない･･･。てゆうか色々となにがどこにあるかわからない･･･。困ったな･･･。
ｼﾞｮﾝｲﾝの部屋をﾉｯｸしてみるが反応がなく、Mの部屋へ行ってみる。
ｲﾝﾀｰﾌｫﾝを鳴らすと出てきたのは、さっき荷物取りに行くのについてきてくれた人。
ﾙﾊﾝ「どうしたの？」
「あの、ﾁｬﾆｮﾙさん、熱があるみたいなんですけど･･薬とかの場所がわからなくて･･」
ﾙﾊﾝ「ｷﾞｮﾝｽいないの？」
頷くと、ちょっと待ってて、と一旦部屋に戻ってしまったが、すぐに戻ってきた。
ﾙﾊﾝ「こっちは何もないから。」
そう言ってKの宿舎に二人で戻る。
ﾘﾋﾞﾝｸﾞに行くと、引き出しを漁ってる。
ﾙﾊﾝ「確か･･･あった。」
薬箱を出すとわたしに渡した。
ﾙﾊﾝ「あとは･･･」
今度は冷蔵庫を開けると奥の方から冷えピタをだしてくれた。
「あ、ありがとうございます。」
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作者名：naka | 作成日時：2014年2月26日 20時
