１３人目 (ページ3)

今日:7 hit、昨日:17 hit、合計:161,297 hit

初対面ページ3

ﾃﾞﾋﾞｭｰするﾒﾝﾊﾞｰは決まっているらしく、先に集まっているらしい。そして今その部屋に向かっている。

ﾃｻﾝ「心配するな！俺がついててやるから！」
わかったと言ったものはいいけど･･手のひらまで汗をかいている。

ﾒﾝﾊﾞｰのいる部屋につき、扉の前に立ち止まるとｵｯﾊﾟはわたしの頭をぽんっと叩いた。

ﾃｻﾝ「そんなに身構えるな。･･･ﾏﾈｰｼﾞｬｰも俺だし、何かあったらすぐに言え。俺はAの味方だ。」

頷くと、部屋の扉を開け中へ入っていくｵｯﾊﾟ。続いて部屋に入ると、目を疑った。

「ｵｯﾊﾟ？部屋間違えてない？」
ﾃｻﾝ「ま、間違えてねーよ？」

今すぐ部屋から出ようとすると、その部屋にいた人たちが騒ぎ出した。

ﾁｬﾆｮﾙ「ﾋｮﾝ！最後の一人って！」

ﾍﾞｸ「まさか女の子！？」

足が動かなくて固まっていると、目つきの悪い男がわたしの目の前に現れた。
汗がジワリと滲んでくる。

ﾀｵ「君が最後の一人なの？」
「え･･？」

予想外に可愛い喋り方で、驚いて顔をあげてしまった。

ﾀｵ「うわぁ～！可愛い～！」

そう言った彼はとても可愛い笑顔をしていた。

ﾙﾊﾝ「ねぇ！なんで後ろ向いてるの？」

一人の男の人がそう言うと、ﾃｻﾝｵｯﾊﾟがわたしの肩を掴み、みんなの前へと連れていく。

ﾃｻﾝ「こいつ人見知りでな！」
そう言いながら笑っているｵｯﾊﾟ。

笑えない。嘘でしょ？だいたい何人いるの？

ﾃｻﾝ「こいつが最後のﾒﾝﾊﾞｰ。全部で１３人だ。」

１２人もいるの･･･？

ﾃｻﾝ「その端っこにいるのがｼﾞｭﾝﾐｮﾝで、ﾘｰﾀﾞｰだ。」

端っこの人がすごく爽やかによろしくって笑った。
続いて全員がどんどんと名前を言って自己紹介をしていく。

突然すごく背の高い男の人が近寄ってきて反射的に一歩後ろへ下がるわたし。

ﾁｬﾆｮﾙ「な、なんで下がるの？」

なんでって近寄ってきたから

ﾙﾊﾝ「てかなんでさっきから黙ってるの？」

ｼｳﾐﾝ「ところで名前は？」

「･･･Aです。」

ﾁｬﾆｮﾙ「何歳？」

そう笑顔で聞いてくるこの長身の人。さらにわたしに近寄ってくる。また一歩下がる。

ﾁｬﾆｮﾙ「何もしないからそんな警戒しないで！」

ﾃｻﾝ「おいﾁｬﾆｮﾙ！少し離れろ！人見知りだっつったろ？」
そう言って長身の人を元居た場所へ連れてってくれた。

ﾃｻﾝ「Aは93年生まれだから･･･ﾀｵと一緒だな！」

ﾀｵ「わ!本当？ﾀｵと同い年なの？」
嬉しそうに笑う。