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「……ごめん」
俺のナカで達した智くんは、
首筋に顔を埋めて、
小さく小さく呟いた。
「痛かった…よ、ね？」
そう言う智くんの方が痛そうで。
ギュウッと、小さな背中を抱きしめる。
確かに乱暴だったけど。
痛くするようなことなんて、何にもなくて。
ちゃんと想いが…伝わったから。
「も…おいらのこと、嫌い？」
泣き出しそうな、その声に。
「智くん」
顔を上げてほしくて、
ふわり 髪を撫でる。
恐る恐るといった感じに目が合って、
キュンとする。
「好き」
愛しくて、
唇を寄せると。
自分の中の想いが膨らんだ気がした。
「智くん」
「ん？」
「ワガママ言っていい？」
「！ もちろんっ」
「ベッド…」
手を伸ばせば、すぐさま抱き上げてくれる。
恥ずかしい格好のままだったことを思い出し、
慌てて、中途半端に脱げてるズボンをずり上げると、
そのまま きゅうっと首にしがみついた。
腰が、歩けないほど痛いわけじゃないけど、
まだ このぬくもりから離れたくなくて。
智くんのニオイと、温度に、
すべてを預ける。
それだけで、
気持ちが緩んだ。
なんだか安心したら、
ここしばらくの寝不足も手伝ってか、
急に睡魔が訪れて。
とろんと瞼がくっつきそうな状態で、
ゆっくりベッドに降ろされた。
「眠くなっちゃった？
いいよ、寝て」
甘い、声。
でも まだ…
「ちゃんと、ここにいるからね？」
離せない手の意味を、
汲み取ってくれるのが嬉しくて。
「朝まで…
俺が起きるまで…
いてくれる？」
「んふふ。
起きたら、おはようのチューしよっか」
「ん…」
ベッドの中。
俺の隣に潜り込んで、
背中に手をまわしてくれる。
「じゃ、おやすみのチュー」
唇に軽くチュッとされたら、
それだけで、至福。
「ふふ」
半分眠りに落ちながら、
そのぬくもりに、すり寄った。
次の休みは、お出かけしないで、
DVDでも観ようかな。
智くんの解説付きで、
ブルースリーの映画鑑賞なんて、
ちょっと贅沢♪
そんなデートの計画が、
実現するのは、すぐ数日後。
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みど(プロフ) - さっちゃんさん» いつもコメありがとうございます(^ ^) ほんと社長 可愛かったですね！ 私も もっと見ていたかったです。 (2016年6月20日 17時) (
レス) id: 231ed147ce (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - みどさん、更新ありがとうございます。セカムズ 終わっちゃいましたね。可愛い社長をもう少しみたかったです。 (2016年6月19日 21時) (携帯から) (レス) id: d49252c781 (このIDを非表示/違反報告)
みど(プロフ) - まひろさん» ありがとうございます(^ ^) 智くんなら きっと、どんな翔ちゃんも受け止めてくれることでしょう♪ (2016年5月3日 18時) (レス) id: 231ed147ce (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - みどさん、かわいい嫉妬も全部受け止めてくれる智くん(*^^*)素敵なお話ありがとうございます。 (2016年5月1日 10時) (レス) id: 45d209a9ca (このIDを非表示/違反報告)
みど(プロフ) - 優子さん» ありがとうございます(^ ^) 可愛いしょーちゃんを楽しんでもらえて、嬉しいです♪ (2016年3月19日 21時) (レス) id: 231ed147ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻みど
| 作成日時：2015年11月4日 18時
