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残念イケメン、霧崎第一に来る！1 ページ3
モ「え！？もしかしてあれって…！」
モ「キャー！天咲Aじゃない！？」
天「そうだ、この僕が天咲Aだ！サインしてやろうか？」
モ「あ、でも天咲って前[チャレンジャー悪童]だっけ？その人に負けてたよね」
モ「あはは！負けてたのー？じゃあ要らないや」
女子生徒が笑いながら遠ざかっていく。
そうだ。僕はこんなところにいるはずじゃ無かったんだ…
今度こそあの、悪童って奴を見つけ出して！ボッコボコにやっつけてやるんだ！
あの日の屈辱をそのままそっくり返してやる！
そのためにここ、霧崎第一に来たんだ。
あいつがここに居るって情報が無ければ霧崎第一になんて進学していない。
部活勧誘で騒がしい校舎内をキョロキョロと見回しながら悪童を探していく。
あいつの顔は一日たりとも忘れたことは無かった。
左右から手書きのパンフレットをどんどんと渡される
そもそも僕はこんな下賤な文化には参加する気はない。
部活なんてただのお遊びでしかないだろう。そんなことに高校生活を費やす奴等にはヘドが出る。
そんな思いとは反対に抱えているパンフレットはどんどんと増えていく。
パンフレットで前が見えなく誰かとぶつかった。
僕は手にもっていたパンフレットを全部落としてしまった。
？「あ、めんごめんごー」
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作者名：ババロア | 作成日時：2020年10月28日 22時
