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君と俺 ※莉犬side ページ20
ルーナの作詞作曲は着々と進んでいる。
想像通り仕事は早く、クオリティも申し分ない。
だけど……
ななもり 「結局ルーナの顔は拝めずにいるのか〜」
ころん 「実はニートのおっさんだったりして！」
さとみ 「そんなわけないだろ。」
ジェル 「どうや、莉犬？順調か？」
……
るぅと 「わぁ！！！」
莉犬 「！？」
るぅとくんが俺の耳元(犬耳の方)で叫んだ。
さとみ 「莉犬、昨日からぼーっとしすぎじゃないか。」
莉犬 「あはは、そうかな……」
昨日ルーナ送られてきた歌詞の部分がずっと頭に残っている。
ルーナの魅力の1つに幻想的や無機質な曲を創るところがある。
それなのにあの歌詞はそれらが全くなかった。
むしろ人間の醜い部分を頗る感じた。
全く違う2つの歯車。
噛み合う理由はどこにある。
莉犬 「もしかして、君も『俺』なの？」
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作者名：刹那夜 | 作成日時：2020年12月28日 1時
