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揺らぎ ページ19
私は莉犬くんに返信をした後、早速作詞作曲に取り掛かった。
アルバイトのない休日は丸一日、平日は授業終了後には急いで自宅に帰り、思いついたことをひたすらノートに書き殴っていった。
母 「A!ご飯よ!」
私 「今日はいい。」
妹 「お姉ちゃんどうしたの?」
母 「さあ?テストでもあるんじゃないの?あんたもあれくらい勉強熱心になってくれたらね……」
妹 「うるさいな。」
母 「昔に戻っちゃったのかしら……」
妹 「なんか言った?」
母 「別にー?」
A 「……ダメだ。やり直し。」
他人が歌うための曲なんて作ったことがない。
やはりどうしても勝手が違う。
上手くいかない。
それにどうしても文面上のやり取りだけでは限界がある。
進捗は逐一報告しているもののやはり直接コンタクトを取る事が出来ないのが辛い。
この顔面に火傷さえなければ。
なんで。
なんで?
A 「楽しくない。」
……今日は休もう。
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作者名:刹那夜 | 作成日時:2020年12月28日 1時