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返信 1 ページ11

嘘だ。

莉犬くんからDM?

そんなわけが無い、見間違えだろう。

私はもう一度Twitterを開き直す。

しかし、先程見た文面とアイコンがそこにはあった。

どうやら幻では無いらしい。

いや、これはきっと莉犬くんのなりきりアカウントだ。

そう思い、アイコンをタップすると「莉犬くん@すとぷり」の文字の後には公式マークがある。

A 「このスマホに公式マークのシール貼ってたっけ…………」

そんなことを考えながら私はTwitterの設定で「既読通知を表示」のチェックを外し、彼からのDMを開いた。

『こんにちは、はじめまして。DM失礼します。すとぷりの莉犬です。……って見りゃわかるか!実はお話したいことがあって連絡させて頂きました。もしよろしければ返信してください!』

どうしよう。

もしかしたらまた莉犬くんに迷惑を掛けてしまったかもしれない。

自然と手が震える。

しかし、無視していても始まらない。

『こちらこそはじめまして、こんにちは。DMありがとうございます。』

私はゆっくりと文字を打ち始めた。




A 「……打てた。」

私は何度も誤字脱字が無いか確認した。

正直大学受験時よりも確認したかもしれない。

A 「もうどうにでもなれ。」

私はまるで処刑台に立つかのような覚悟で送信ボタンを押した。

送信完了の表示が出た。

……疲れた、今日はもう寝よう。

返信 2※ころんside→←DM 2※莉犬side



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作者名:刹那夜 | 作成日時:2020年12月28日 1時

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