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『わっ、会社から電話や。年明けの特番かなぁごめんねちょっと出てくるわ』
もつ鍋がくたくたと煮えてきた頃、みずほが席を外す
Sh9「で、どしたん？自分らなんかあったじゃろ？」
そのタイミングを待ってか知らず、ギータの鋭い質問が飛んでくる
G39「……分かるん？」
Sh9「そら、長いこと立岡君と港君の友達やらせてもろてますからね」
G39「ｺﾎﾝｯ、、、この10月、晴れてみずほ付き合うことになりました」
Sh9「やっとか！長かーほんま長かーいつまで待たせる気ぃやったんか！」
そう言いながらバシバシと結構な勢いで背中を叩いてくるギータは、ホームランを打った時の顔をしていて。
ニヤリと笑ったかと思えば、乾杯と言わんばかりにコツンとグラスを鳴らしてきた
Sh9「でもなー」
G39「おん？」
Sh9「前さ、みずほのこと立岡になら譲ってもええ言うたじゃろ？」
G39「おん」
Sh9「あん時はほんまにそう思ってたんじゃけどな？俺もな、まだみずほのこと好きじゃったんよ」
G39「えっ！？ちょっ、ええーー！！」
Sh9「やってみずほばり可愛くなってくし、そら隣で泣かれたら守りたくなるじゃろ！」
G39「た、たしか……」
Sh9「立岡があんまりにも男ならんかったら、俺が言うたろって思っとったわ！
……けどな、やっぱりみずほにはお前が1番似合うとる。みずほ1番幸せな顔しとるんだわ。
立岡、おめでとぉな」
G39「っ、、！ギータ、ありがとうございっましたっ！！」
やはりニヤリと笑ってみせたギータは、男の俺から見てもかっこよくて。
彼のようなかっこいい男になりたいと思ったと同時に
彼が僕の友建で、至極嬉しくなった。
『ごめん、お待たせ！』
ちょうど話が落ち着いたタイミングでみずほが部屋へと戻ってくる
Sh9「おい、みずほ。聞いたでー？」
『えっ？あっ、、、えへへ///』
Sh9「あっおい、立岡見たか！こいつ惚気たぞ！！腹立つ顔しやがってー！！！」
『腹立つってなん⁉かわええの間違いっちゃ！』
再び始まった凸凹コンビの争いを横目に、煮立ったもつ鍋を食す
たぶん俺は今、世界で1番上手いもつ鍋を食べている
いや、やっぱり、絶対に。
『あっ、ちょっと、そー！しれっと食べんでよ！』
Sh9「せや、俺にもくれぇ！」
G39「はいはい」
だってこんなにも楽しくて、幸せなんだから。
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デミ子(プロフ) - あいかさん» あいかさん、コメントありがとうございます！楽しんでいただけるよう、頑張ります^ ^是非また遊びに来てください(≧∀≦) (2019年8月9日 13時) (
レス) id: 795eb8b858 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - わたし立岡さん大好きなので立岡さん出てくる小説、楽しみにしてます！ (2019年8月9日 10時) (レス) id: 390b85043f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デミ子 | 作成日時：2019年8月9日 4時
