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時間もなかなかいい時間となり
ギータも出来上がってきた頃なので
大変名残惜しいがお開きにすることに
Sh9「東京行ったもわしらんこと忘れんなよ！！
わしが東京行った時は飯行くからな！」
G39「はいはいwギータもケガには気をつけるんよ」
でかい体をタクシーに押し込み
なんとかギータを帰らす
G39「俺らも帰ろっか」
『おん』
みずほとは結構ご近所さんやから
飲みの時は近くまで一緒のタクシーで帰る
『なぁ』
会話のないタクシーの中、ぼそりとみずほが呟く
G39「んー？どした？」
寂しそうに呟くから、
こちらの寂しさも伝わらないように、
なるべく優しく、聞き返す
『東京、行ってまうん？』
G39「そー、来週にはもう合流やな」
『そっか……東京、遠いなぁ』
G39「せやな……」
分かっとることやのに
確認するように聞いてきたみずほは
やっぱり寂しそうで。
G39「なん？寂しいん？」
ちょっとからかうつもりで言ったんやけど
『おん。寂しい。……寂しすぎて、泣いてしまいそうや』
そんなん言われたら、
行きにくなるやろ
どっかに置いてきたみずほへの思いがまた戻ってきてまうやろ
G39「こっちにはギータもおるわけやし、一生会えん訳やないんやから、そんな悲しまないでや」
『ギータおっても、そーはおらん。
一生会えん訳やないけど、毎日は会えんやん。
寂しすぎて、泣いてしまいそうや』
泣いてしまいそうや、やなくて泣いてまってるやん
そこまでみずほの中で “立岡宗一郎” の存在が
大きかったっちことに
泣いとるみずほには悪いが少し喜びを感じる
G39「なぁみずほ？」
酒でいつもより大胆になった気持ちに任せ
少し恥ずかしさはあるが
優しくみずほの手を握る
G39「俺もみずほと離れるんばり寂しいし、
向こうでちゃんとやってけるかばり心配やわ
やけどな、やけど。
俺は野球で活躍しとるとこ、ずっとみずほに見ててほしいねん
少しでも長く野球続けられるんやったら、俺はその可能性に挑戦し続けたいんやわ」
ぎゅっと握り返してくるっち事は
たぶん嫌がってはないんやな
一息ついてまたみずほを見つめる
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デミ子(プロフ) - あいかさん» あいかさん、コメントありがとうございます！楽しんでいただけるよう、頑張ります^ ^是非また遊びに来てください(≧∀≦) (2019年8月9日 13時) (
レス) id: 795eb8b858 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - わたし立岡さん大好きなので立岡さん出てくる小説、楽しみにしてます！ (2019年8月9日 10時) (レス) id: 390b85043f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デミ子 | 作成日時：2019年8月9日 4時
