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“もし写真撮られたりしたら、大変だし、、、”
少し俯き加減に言ったみずほの言葉が何度も頭の中をループする
それって、俺と報道が出るんが嫌ってこと？
それとも、みずほには写真を撮られるべき相手がいるってこと？
ただ単純に、スクープになるのが嫌なだけ？
色んな仮説が頭をよぎり、なんとも言えない嫌な感情が胸を満たした
F7「卓さん、おつかれーす」
F9「あっ遥輝、おつかれさん」
F7「……どしたんすか、表情硬いっすよ」
F9「ちょっと、考え事しとった」
F7「考え事っすか？今日めっちゃ調子良かったのに、悩み事とか贅沢な人やなぁ」
F9「ははっ、遥輝たまらんなぁ」
F7「もーしゃあないなぁ、卓さん飲み行くで！」
F9「えっ？今から？」
F7「今から！」
F9「ほんま、遥輝はたまらんなぁw」
モヤモヤしてる時は、酒で流すのが一番
遥輝に悪態をついてみたものの、気持ちは二つ返事で店へと向かっていった
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F9&7「「かんぱ〜い！」」
札幌でも数少ない、生ししゃもが有名な寿司屋でジョッキを鳴らす
個室で、しかも眺めも良いこの店は野球選手や芸能人御用達で気持ちの良い接客をしてくれるので
俺自身ご贔屓にさせてもらっている
オープン戦からずっと調子を上げている遥輝は、今日も2安打1盗塁と結果を残し
その反動でか、酒もなかなかのペースで飲んでいた
F7「たくさーん、ボヤッとしとったらあかんっすよ〜。いつの間にか取られてまうんやからな！！」
F9「えっ、取られるって？あっポディション？せやなぁ、うかうかしとらんね」
F7「そーやなくて、みずほちゃん！！結構敵多いで〜いつになったら告るんすか！？」
F9「告るとかそんな考えたことなか」
みずほは確かに大切な人である
同い年で同じ九州出身で話も合う、大切な友人である
だが、あの時から感じているなんとも言えない違和感の正体は
もしかしたら、俺の中で友人という括りでは言い表せない存在になっているのかもしれない
F7「たくさーんそこは考えてくださいよ〜」
F9「もー遥輝飲みすぎっちゃよーそろそろお開きにするか」
F7「ちょっ、卓さんまだ話の途中！！」
ただ、まだその気持ちに確証が得られない限り、
俺はみずほへの曖昧な気持ちを他の人に言うことは控えておこう
やって変な噂が立ってみずほに迷惑をかけるのが、一番嫌だからね
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デミ子(プロフ) - あいかさん» あいかさん、コメントありがとうございます！楽しんでいただけるよう、頑張ります^ ^是非また遊びに来てください(≧∀≦) (2019年8月9日 13時) (
レス) id: 795eb8b858 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - わたし立岡さん大好きなので立岡さん出てくる小説、楽しみにしてます！ (2019年8月9日 10時) (レス) id: 390b85043f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デミ子 | 作成日時：2019年8月9日 4時
