-42 ページ42
.
ｶﾁｬｶﾁｬ……
G39「ん〜、、、」
味噌汁の良い香りとキッチンから聞こえる食器の音に目を覚ます
G39「……みずほ、起きとったん？」
『あっ、そーおはようさん^ ^』
G39「っ、、！お、おはようさん…」
寝起きにみずほの笑顔は心臓に悪い
しかも、キッチンに立つ姿がなんとも新妻を想像してしまい尚更心拍を上げる
『昨日知らん間に寝とったんね、私ー^^;
食器とか片してくれとぉ？ありがとね』
G39「あー全然。作ってもろたし、よかよ」
『そーは良い旦那さんなるんやろなぁ？
朝ご飯作ったけん、はよ顔洗ってき〜』
みずほも、良い奥さんになるんやろなぁ
なんて口に出したかったが、朝から恥ずかしくなっていそいそと洗面所へと向かった
.
『やっぱ、目ぇ重か』
目玉焼きに醤油を垂らしながら目を擦り言うみずほ
そう言えば、いつものぱっちり二重よりかは少し被さっているように見える
いや、もちろん俺からしたら憎たらしいほどの二重には変わりはないが。笑
G39「みずほの目が重いって、たぶん俺の日常なんやろなぁ」
『そなん？毎日こんな不便なの、大変やなぁ…』
G39「えっバカにしたよな？えっ今バカにしましたよね？傷つくぞ、俺も」
『……( ˊ̱˂˃ˋ̱ )』
G39「その顔やめぇや！」
『ヒャヒャヒャヒャ(≧∇≦)』
一晩ぶりに見た笑顔は、やっぱりみずほには1番似合う表情な訳で。
この笑顔を、俺はなんとしても守りたいと強く思った
G39「……札幌、いつ戻るん？」
『……戻りたくなかぁ』
G39「俺も、帰したなかとよ」
『ハハッ、そーらしからぬ発言やな』
G39「俺やって、言う時は言うよ？」
『落ち込んでる時に漬け込むんは、嫌な男のやり方よー。そーらしくなかぁ』
俺らしく、無いですか、、、
僕、もう少し頑張ります、、、
G39「…そんで、仕事もあるんやろ？どうするん？」
『明後日のお昼にはスタジオおらんとあかんから、明日戻る……』
G39「そっかぁ……あっちゅう間やったな」
『そーは？今日明日何しとるん？』
G39「もちろん、みずほと一緒におる以外予定なかよ」
『えへへ〜そーは私のこと大好きっちゃね』
G39「もー否定はしません。www」
本当はずっと側にいたいけど、
それはまだ難しそうだから。
とにかく今日と明日は、みずほの笑顔を絶対に守り切ると心に誓った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 84人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
デミ子(プロフ) - あいかさん» あいかさん、コメントありがとうございます！楽しんでいただけるよう、頑張ります^ ^是非また遊びに来てください(≧∀≦) (2019年8月9日 13時) (
レス) id: 795eb8b858 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - わたし立岡さん大好きなので立岡さん出てくる小説、楽しみにしてます！ (2019年8月9日 10時) (レス) id: 390b85043f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：デミ子 | 作成日時：2019年8月9日 4時
