３３話 ページ33
どうやらしのぶちゃんから、鋼鐵塚さんが私の屋敷に訪ねていたところを見たと聞いたらしい。
屋敷にやってくると私の声が聞こえたらしく、慌てて中に入ったと。
・・・あの時大声出した私を褒めたい。
杏寿郎が来てくれなかったら正直危なかった。
杏寿郎「風呂上がりなのにも関わらず、家に男をあげた・・・しかも２人きりでだ。この件で、どれほど危ないかわかったはずだが」
貴「ごもっともです・・・」
杏寿郎「貴方もだ。Aをからかうのはやめていただきたい」
鋼鐵塚「からかってはいない」
いつのまにか、お面を付け直している鋼鐵塚さん。
２人は向き合い、見えない火花が散っているように見える。
え、何この修羅場・・・
鋼鐵塚「想い人のこんな姿見たら、口づけの一つもしたくなるだろう」
貴「いや開き直ってません・・・？・・・ひっ」
思っていたことが口に出てしまい、鋼鐵塚さんがこちらを見た。
お面越しでもわかる、これは確実に睨んでいる。
杏寿郎に関しては、それ見たことかと視線が訴えている。
いやほんっとうにすみません、身をもって知りました。
杏寿郎はそんな私に呆れたのか、はぁ・・・とため息をつく。
杏寿郎「A、君は本当に危なっかしいな。だが、今回で俺が言ったことがわかっただろう？」
そう言われ、コクコクと何回も頷く。
それを見た杏寿郎は眉を下げて微笑み、また鋼鐵塚さんの方を見た。
杏寿郎「Aの警戒心も身に着いたので、今後は強引な手は使えません」
鋼鐵塚「余計な真似をしたな炎柱」
杏寿郎「貴方が俺の目の前で堂々と言ってくれたおかげです」
鋼鐵塚「あン？」
貴「ふ・・・二人とも落ち着いて・・・」
鋼鐵塚さんはともかく、杏寿郎がここまで喧嘩腰なのは珍しい。
もしかしたら相性が悪いのかもしれない。
鋼鐵塚さんと仲が悪かった父を思い出し、懐かしく感じる。
その時のことを思い出して笑うと、２人は不思議そうにこちらを見た。
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うりよ - ニヨニヨこの小説を読みながらニヨニヨしてたら父から叩かれました。(ノ#´Д`)ｲﾀｲ (2020年3月19日 16時) (
レス) id: 21c35aca73 (このIDを非表示/違反報告)
あん。(プロフ) - ニヤニヤがとまりません〜〜〜！！；； (2020年2月4日 23時) (レス) id: 4bcfa63d15 (このIDを非表示/違反報告)
麻婆豆腐 - 続きが気になります！おもしろくて前作含めて何周もしてます(^○^)更新頑張ってください！ (2020年2月1日 12時) (レス) id: f6e05b3b11 (このIDを非表示/違反報告)
水人(プロフ) - 更新ありがとうござます！お話楽しみにしております^ ^ (2020年1月11日 19時) (レス) id: 82bf61e120 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - いつも楽しみにしています^ ^更新頑張って下さい！ (2019年12月21日 1時) (レス) id: 00fbafc59a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みっど | 作成日時：2019年11月17日 9時
