27話 ページ27
炭治郎「お邪魔します」
善逸「うへへ・・・Aさんの屋敷・・・寝室はどこだぁ?」
伊之助「オラ!すぐやんぞ!!」
藤の花の家紋の家を出た後、その足のまま私の屋敷にやってきた。
いや、若者の元気すご・・・
少しぐったりしながら庭へ向かい、伊之助君に一番軽い木刀を二本渡した。
伊之助「なんでだ!真剣だろ!」
貴「や、真剣でやったら私の庭壊れちゃうし」
型使わないなら真剣でやってもいいけど、というとぐぬぬ・・・と押し黙る。
木刀で断念したのか、ふんっ!と私から木刀をふんだくった。
炭治郎君と善逸君は、先ほどの道中で買った饅頭を縁側に座って食べている。
貴「じゃあいつでもおいで」
伊之助「言われなくても・・・いってやるぜぇ!!獣の呼吸、肆ノ牙、切細裂き!」
えっ、この子のやつ型じゃなくて牙なの?
というか太刀筋変なんだけど!
貴「龍の呼吸、壱ノ型、竜巻」
すさまじい風で弾き返すものの、体が柔らかいのかしなやかに着地した。
うわいいなぁ、柔らかいの羨ましい。
そんなことを思っているうちに、さらに攻撃を仕掛けてくる伊之助君。
今度はめちゃくちゃに木刀を叩き込んできたため、それを流していく。
炭治郎「すごい・・・顔色一つ変えずに難なくさばいてる」
善逸「2人ともはやすぎてわけわかんないんだけど」
伊之助「おいコラ、受け止めてるだけか!?お前からも来い!!」
貴「すごいなぁ、変な太刀筋を素早さで補ってる感じ。でもまだまだ隙だらけだよ」
隙のある狙える場所を、木刀で叩き込んでいく。
左わき腹、首、左肩、右手首、左ひざ・・・・
最後にとどめを刺そうと木刀を鳩尾に当てようとすると、何かを感じ取ったのかすごい勢いで後退した。
伊之助「なん・・・だよ、今の殺気」
貴「え、殺気?出してるつもりなかったんだけど・・・すごい、野生の勘みたいな感じ?」
後退しちゃったけど、もう終わり?と伊之助君を煽る。
案の定「そんなわけねぇだろ!!」と突進してきたため、また手合わせを再開した。
大正コソコソ噂話
前話で伊之助がウズウズしていたのは、禰豆子を見ているAの顔を見てホワホワしていたためです。
2156人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うりよ - ニヨニヨこの小説を読みながらニヨニヨしてたら父から叩かれました。(ノ#´Д`)イタイ (2020年3月19日 16時) (レス) id: 21c35aca73 (このIDを非表示/違反報告)
あん。(プロフ) - ニヤニヤがとまりません〜〜〜!!;; (2020年2月4日 23時) (レス) id: 4bcfa63d15 (このIDを非表示/違反報告)
麻婆豆腐 - 続きが気になります!おもしろくて前作含めて何周もしてます(^○^)更新頑張ってください! (2020年2月1日 12時) (レス) id: f6e05b3b11 (このIDを非表示/違反報告)
水人(プロフ) - 更新ありがとうござます!お話楽しみにしております^ ^ (2020年1月11日 19時) (レス) id: 82bf61e120 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - いつも楽しみにしています^ ^更新頑張って下さい! (2019年12月21日 1時) (レス) id: 00fbafc59a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みっど | 作成日時:2019年11月17日 9時