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26話 ページ26

お風呂までの間ゆったり過ごしていると、炭治郎君が背負っている木箱がガタガタと揺れた。






炭治郎「あ、禰豆子が起きました」




善逸「わあぁぁぁ禰豆子ちゃーん!!!」






目を覚ました禰豆子ちゃんは、目をこすりながら木箱から出てきた。





炭治郎君はこちらに来るよう促すと、寝起きのおぼつかない足取りでこちらへ来た。






出会ったのは会議以来だから、とても緊張する。





炭治郎「禰豆子、この人はAさんって言うんだ。この前風柱に乱暴されたとき止めてくれた人だぞ」








炭治郎君がそう言うと、私の方を見てニコニコした。




かと思うと、こちらへ歩み寄ってきて正座をした私の太ももにちょこんと座った。








か・・・かわいすぎる・・・!!




私一人っ子だから、妹がいたらこんな感じなんだろうなぁ・・・







炭治郎「すみませんAさん・・・・・こら禰豆子、勝手に座ったら駄目だろう?」






貴「いいのいいの、むしろ嬉しいから」





炭治郎君の言葉にしょんぼりした禰豆子ちゃんを見て、あわててそう言う。







嬉しいのは本音だ。




善逸「え・・・何これ、天使?天使が2人・・・・??眩しすぎるんだけど、え・・・??」








ブツブツと何かをつぶやいている善逸君。





いつものことなのか、誰も気にするそぶりはない。




伊之助「おいA!!俺と手合わせしろ!!」





先ほどから何をウズウズしているのかと思えば、ただ勝負がしたかっただけか。





また今度ね、というと今だ!!俺は今やりたいんだ!!と駄々をこねる始末。






さぁどうするか、と思ったところで救世主がやってきた。





「鬼狩り様、お風呂の準備が整いました」





貴「あ、ありがとうございます。だって、伊之助君」





伊之助「うぐ・・・・約束だぞ!!!明日!明日だ!!」





貴「そんなにしたいのね・・・わかった、明日ね」






これ以上断ると面倒なことになりそうだからなぁ・・・・





明日はゆっくりしたかったけど、仕方がない。





貴「そうだ!禰豆子ちゃん、一緒にお風呂入る?」





禰豆子「むぅ!」





笑顔だからこれは肯定でいいのだろう。






「俺も一緒に入るぅぅぅぅ!!」と言った善逸君の叫びは聞かないことにした。

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うりよ - ニヨニヨこの小説を読みながらニヨニヨしてたら父から叩かれました。(ノ#´Д`)イタイ (2020年3月19日 16時) (レス) id: 21c35aca73 (このIDを非表示/違反報告)
あん。(プロフ) - ニヤニヤがとまりません〜〜〜!!;; (2020年2月4日 23時) (レス) id: 4bcfa63d15 (このIDを非表示/違反報告)
麻婆豆腐 - 続きが気になります!おもしろくて前作含めて何周もしてます(^○^)更新頑張ってください! (2020年2月1日 12時) (レス) id: f6e05b3b11 (このIDを非表示/違反報告)
水人(プロフ) - 更新ありがとうござます!お話楽しみにしております^ ^ (2020年1月11日 19時) (レス) id: 82bf61e120 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - いつも楽しみにしています^ ^更新頑張って下さい! (2019年12月21日 1時) (レス) id: 00fbafc59a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みっど | 作成日時:2019年11月17日 9時

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