２０話 ページ20
杏寿郎「Aは嫌なのか？」
貴「嫌、じゃないけど・・・・」
もうここまで来ると、彼も私と同じ気持ちではないかと思ってしまう。
しかし、こういうことをさらりとやってのけるあたり意識はされていない。
きっと杏寿郎が感じているのは、幼馴染であるが故の愛情だろう。
そう考えた時、自分がまず恋愛の対象に入っていないことに気づいた。
えっと・・・こういう時は意識してもらえるように積極的にいったほうがいいのか？
そんなことを思いながら恐る恐る抱きしめ返すと、「寒いか？」と言われさらに抱きしめ返された。
あぁ違う・・・
意を決してやった行動を勘違いされ、もういっかぁ・・・と半ば諦める。
私じゃ恋情に持っていくのは無理だ。
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貴「鋼鐵塚さん、昨日はすみません・・・お酒弱いの知らずに」
あれだけ緊張していたにもかかわらず、気づいたらぐっすりと寝ていた。
起きると杏寿郎に背中を向けていたが、杏寿郎は私の腰に手を回していた。
どうにか抜け出そうともぞもぞしていたところで、杏寿郎も覚醒。
鋼鐵塚さんを起こしに行き、風呂に入りたいということだったためその間朝餉の準備を進める。
適当に味噌汁、白米、漬物、魚を用意し、今に至るのだ。
隣には杏寿郎、前に鋼鐵塚さんが座ってる。
鋼鐵塚「弱くない」
いや真っ赤だったじゃないですか。なんて言えば怒られることはわかっているため言わない。
それはすみません、と相槌を打って味噌汁を啜る。
鋼鐵塚「言っておくが、昨日嫁になればいいと言ったのは本気だ」
貴「ゴフッ」
いきなりの爆弾発言に驚いて、啜っていた味噌汁でむせてしまう。
鋼鐵塚さんを見るも、いたって冷静である。
え・・・冗談じゃなかったの？
どういうこと、鋼鐵塚さんは私に好意を寄せていたってこと・・・？
それとも、候補がいないから身近な私に言ったのか・・・？
大正コソコソ噂話
父から譲り受けた羽織は長すぎて、正直邪魔だなと思ってます。
代々受け継がれているものなので、裾直しはしません。
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うりよ - ニヨニヨこの小説を読みながらニヨニヨしてたら父から叩かれました。(ノ#´Д`)ｲﾀｲ (2020年3月19日 16時) (
レス) id: 21c35aca73 (このIDを非表示/違反報告)
あん。(プロフ) - ニヤニヤがとまりません〜〜〜！！；； (2020年2月4日 23時) (レス) id: 4bcfa63d15 (このIDを非表示/違反報告)
麻婆豆腐 - 続きが気になります！おもしろくて前作含めて何周もしてます(^○^)更新頑張ってください！ (2020年2月1日 12時) (レス) id: f6e05b3b11 (このIDを非表示/違反報告)
水人(プロフ) - 更新ありがとうござます！お話楽しみにしております^ ^ (2020年1月11日 19時) (レス) id: 82bf61e120 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - いつも楽しみにしています^ ^更新頑張って下さい！ (2019年12月21日 1時) (レス) id: 00fbafc59a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みっど | 作成日時：2019年11月17日 9時
