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2話 ページ2

あの後お館様によって話が進み、2人は保護される形になった。



暴走した実弥を止めるの大変だったけど。



無事に柱合会議も終え、ちょうど昼時のため杏寿郎とご飯を食べることになった。




私はまだ左腕が完治していないため、お箸を使わずに済むものを・・・ということで、ウナギ屋さんにやってきた。




うな重ならスプーンで食べられる。



杏寿郎「まさかAがあちらに味方するとはな」



ご飯が運ばれるまでの間、先ほどの話題になる。



杏寿郎はそう言うと、お茶を一口飲んだ。



貴「あの兄妹なら、何かやってくれるんじゃないかと思って。今まで、鬼になった家族を庇って犠牲になった人は何人も見てきた。でも・・・彼らは何かが違うと思う」



別に鬼に味方するわけではないよ、と付け加える。



私が賛成する形になってから、杏寿郎はどこかピリピリとしていた。




まぁご飯を食べたら元に戻るだろう、と思い特には気にしない。




案の定、ご飯が来てから「うまい!うまい!」と平らげていき、満足そうな顔をした。




そのあと、一息ついて杏寿郎が口を開く。




杏寿郎「今夜酒を酌み交わさないか?」



貴「あ、うん。じゃあ日本酒持ってく」




以前と変わったことがある。



杏寿郎が非番の日は、2人で晩酌をすることがお決まりになったのだ。



何故かはわからないが、自然な流れでそうなった。




この前私の屋敷でやろうと誘ったが、「わかってない」と怒られてしまった。




それから、自分の屋敷に誘うことなく煉獄家にお邪魔している。


正直、未だに理解はしていない。



お勘定を済ませて外に出ると、逆方向に行こうとする私に杏寿郎は首を傾げた。





杏寿郎「どこか用事か?」



貴「蝶屋敷に。もうそろそろ治るころだから、見てもらおうと思って」



杏寿郎「そうか。早く復帰できるといいな!その時はまた手合わせ願おう」




そう言って杏寿郎は、目を細めて私の頭を撫でる。




そのしぐさに、思わず顔が赤くなる。



これもだ、変わったこと。




最近、杏寿郎の距離がやたら近いし、触れることも多くなった。



気のせいだと思ったが、そうではないらしい。



婚約者というものがいなくなって、距離感がおかしくなったのだろうか。



天然の杏寿郎のことは真剣に考えても意味はないな、と考え蝶屋敷へと向かった。

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うりよ - ニヨニヨこの小説を読みながらニヨニヨしてたら父から叩かれました。(ノ#´Д`)イタイ (2020年3月19日 16時) (レス) id: 21c35aca73 (このIDを非表示/違反報告)
あん。(プロフ) - ニヤニヤがとまりません〜〜〜!!;; (2020年2月4日 23時) (レス) id: 4bcfa63d15 (このIDを非表示/違反報告)
麻婆豆腐 - 続きが気になります!おもしろくて前作含めて何周もしてます(^○^)更新頑張ってください! (2020年2月1日 12時) (レス) id: f6e05b3b11 (このIDを非表示/違反報告)
水人(プロフ) - 更新ありがとうござます!お話楽しみにしております^ ^ (2020年1月11日 19時) (レス) id: 82bf61e120 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - いつも楽しみにしています^ ^更新頑張って下さい! (2019年12月21日 1時) (レス) id: 00fbafc59a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みっど | 作成日時:2019年11月17日 9時

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