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1話 ページ1

貴「え、何、なんで隊士が拘束されてるの?」



緊急招集で柱合会議があると聞いたが、ただの会議ではなさそうだ。




本部につくと、腕を後ろで縛られた隊士がうつ伏せで気を失っている。


どうやらこの子に関係することなのだろう。



貴「あ、ねぇ。この子はどうしたの?」


隠「はっ、はい!」




近くにいた隠に話しかけ、事情を聞く。



なるほど、鬼になった妹さんを連れているのか・・・・




それで、処罰をどうするかという話ね。



しゃがんで気絶している彼の顔をまじまじと見ていると、隠の人は焦りながら話し始めた。





隠「も、申し訳ありません!!柱の前で起きていないなんて・・・今すぐ起こしますので!!」




貴「え、いや別に大丈・・・・」




断ろうとしたが、彼は必死に起こし始める。



数回声をかけ、気絶した彼は目を覚ました。



何が起きているのかわからないようで、顔は強張っている。




しのぶ「ここは鬼殺隊の本部です。あなたは今から裁判を受けるのですよ、竈門炭治郎君」




なるほど、名前は竈門炭治郎君ね。




そんなことを呑気に考えていると、柱の皆はそれぞれの意見を述べ始める。




当たり前だが、そのほとんどは反対の意見である。




処罰の話に移ったところで、「ちょっと待って!」と会話を止める。




宇髄「なんだA、お前は賛成か?」



杏寿郎「鬼を連れているんだぞ」




貴「そうじゃなくて。一方的に処罰を考えるんじゃなくて、まずは彼から話を聞くべきじゃない?」




そう言ってチラリと視線を向けると、どこか焦りを見せる目が合った。


貴「・・・怪我してるねえ」



しのぶちゃんに、「鎮痛薬ない?」と聞くと、小さな瓢箪を渡してくれた。



貴「まずはこれを飲んで。言いたいことゆっくり話してみて。えーと、溝口君」



そう促すと、コクリと頷いて「竈門です」と言った。




そうだ、竈門だった。



炭治郎「俺の妹は鬼になりましたが・・・鬼になった2年間、人は喰ったことありません!!これからも絶対に、喰ったりしません!!」




そう説明するが、柱の面々には響いていない。



鬼になっても人を喰わないなんて、普通ならできないことだ。



彼の妹さんなら、無惨を倒す突破口を掴めるのでは、と考える。


が、


どうやら、賛成なのは私だけのようだ。

2話→



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うりよ - ニヨニヨこの小説を読みながらニヨニヨしてたら父から叩かれました。(ノ#´Д`)イタイ (2020年3月19日 16時) (レス) id: 21c35aca73 (このIDを非表示/違反報告)
あん。(プロフ) - ニヤニヤがとまりません〜〜〜!!;; (2020年2月4日 23時) (レス) id: 4bcfa63d15 (このIDを非表示/違反報告)
麻婆豆腐 - 続きが気になります!おもしろくて前作含めて何周もしてます(^○^)更新頑張ってください! (2020年2月1日 12時) (レス) id: f6e05b3b11 (このIDを非表示/違反報告)
水人(プロフ) - 更新ありがとうござます!お話楽しみにしております^ ^ (2020年1月11日 19時) (レス) id: 82bf61e120 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - いつも楽しみにしています^ ^更新頑張って下さい! (2019年12月21日 1時) (レス) id: 00fbafc59a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みっど | 作成日時:2019年11月17日 9時

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