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6話 ページ6

貴「ねぇ杏寿郎、いい加減離し・・・・」



杏寿郎「ははは、楽しいな!!」



何が起きているのだろうか。



あれから、杏寿郎の足の間に座らされ、後ろから抱きしめられている。



もう本当に勘弁してほしい、心臓がもたない。




杏寿郎はやはり酔っているようで、先ほどから離すように言うが通じない。



私より先に飲んでいたが、どれくらい飲んだのだろうか。


こんなに酔っている杏寿郎を見たのは初めてだ。




杏寿郎「・・・Aは小さいな」




ぎゅ、と抱きしめる力がこもり、顔を私の首にうずめる。




また首にちゅ、と口づけされ「ひっ」と声が出る。




杏寿郎はそんな私に「ふは、」と笑った後スン、と鼻を鳴らした。




杏寿郎「Aは・・・とてもいい香りがするな」




昔から変わらない匂いだ、安心する。



そう言って嗅ぎ続ける杏寿郎に、私はもういっぱいいっぱいである。




これ本当に心臓爆発するのでは・・・???



それよりも、酔っぱらった杏寿郎は少しばかり変態になるのだろうか。




もしかしたら、私が見ていないだけで他所でやってたり・・・




そう考えると背筋が凍る。



貴「ねぇ杏寿郎、かなり酔ってるでしょ。お水持ってくるから離して」




杏寿郎「それはできない」


貴「えっ」



杏寿郎「できない」



我儘にもなるのか。なんだか新鮮だ。




今しか、こうして杏寿郎と触れ合える機会はないのだ。



堪能しておこう、と諦めて彼に体を預けた。




杏寿郎「随分と積極的だな!」


貴「積極っ・・・どうせ離してくれないんでしょ」



これだけ酔っているのだ、翌日になれば覚えていないだろう。



他の人にはしないように、杏寿郎には飲みすぎないように言わないと。





・・・・あ、なるほど。


この前危機感を持てって言われたのは、お酒の飲みすぎてこうなるぞってことなのか?



え、こわい。この前天元に何もしてないよね・・・???




今度会ったら天元に確認しよう、と決意した。

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うりよ - ニヨニヨこの小説を読みながらニヨニヨしてたら父から叩かれました。(ノ#´Д`)イタイ (2020年3月19日 16時) (レス) id: 21c35aca73 (このIDを非表示/違反報告)
あん。(プロフ) - ニヤニヤがとまりません〜〜〜!!;; (2020年2月4日 23時) (レス) id: 4bcfa63d15 (このIDを非表示/違反報告)
麻婆豆腐 - 続きが気になります!おもしろくて前作含めて何周もしてます(^○^)更新頑張ってください! (2020年2月1日 12時) (レス) id: f6e05b3b11 (このIDを非表示/違反報告)
水人(プロフ) - 更新ありがとうござます!お話楽しみにしております^ ^ (2020年1月11日 19時) (レス) id: 82bf61e120 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - いつも楽しみにしています^ ^更新頑張って下さい! (2019年12月21日 1時) (レス) id: 00fbafc59a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みっど | 作成日時:2019年11月17日 9時

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