4話 ページ4
炭治郎「鋼鐵塚さんに、入隊当時から担当してもらってるんですか!?」
貴「ちょっと面倒くさい人だからねぇ、そりゃビックリするよね」
みぞ・・・炭治郎君にそう言うと、彼は素直なのかコクリと頷いた。
でも、そっか・・・
今も担当してるってことは、ずっと鋼鐵塚さんにお願いしてるんだ。
貴「炭治郎君、ありがとう。鋼鐵塚さん、すぐ担当外されたりしてたから・・・刀を折っても、その・・・うん、誠意があれば大丈夫」
説得力のない言い方をしてしまい、炭治郎君は顔を青くする。
どうやらもう面倒な彼を経験しているらしい。
貴「そういえば、挨拶まだだったよね。私は龍柱の九頭龍A。龍の呼吸の使い手よ」
私がそう言うと、金髪の子が「はい!はい!」と手をあげる。
善逸「俺我妻善逸って言います!!雷の呼吸使ってます!!」
貴「よろしくね、善逸君。そっちの猪君は?」
炭治郎「あ、今喉やられてて・・・彼は嘴平伊之助です。獣の呼吸を使います」
獣の呼吸・・・聞いたことないから、独自で編み出したものだろう。
見込みのある隊士ばかりで、嬉しい限りだ。
貴「それじゃあ、私もう行くね。何かあったら、いつでも九頭龍の屋敷においで。稽古も相談もなんでもしてあげるから」
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善逸「Aさんの左腕、あれ鬼の戦闘で負ったやつかなぁ」
隠「上弦の弐と遭遇してな。一般人を庇いながら戦って、あれだけの傷で済んだんだ。すごい人だよ本当」
善逸「綺麗なうえに強いなんて!俺惚れちゃうよ!!結婚申し込んで鬼から守ってもらおう!うん、そうしよう。Aさあぁぁぁん!!!」
炭治郎「おい善逸!大人しくしておかないと・・・あぁ行っちゃった」
バタバタと慌ただしく、善逸はAを追いかけていった。
どうせ断られてシクシク泣きながら戻ってくるだろう、と特に追うことはしなかった。
しかし途中で誰かに見つかってしまったのか、
善逸「ぎゃあぁぁぁぁぁ!!!!」
と、善逸の断末魔が屋敷中に響いた。
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うりよ - ニヨニヨこの小説を読みながらニヨニヨしてたら父から叩かれました。(ノ#´Д`)イタイ (2020年3月19日 16時) (レス) id: 21c35aca73 (このIDを非表示/違反報告)
あん。(プロフ) - ニヤニヤがとまりません〜〜〜!!;; (2020年2月4日 23時) (レス) id: 4bcfa63d15 (このIDを非表示/違反報告)
麻婆豆腐 - 続きが気になります!おもしろくて前作含めて何周もしてます(^○^)更新頑張ってください! (2020年2月1日 12時) (レス) id: f6e05b3b11 (このIDを非表示/違反報告)
水人(プロフ) - 更新ありがとうござます!お話楽しみにしております^ ^ (2020年1月11日 19時) (レス) id: 82bf61e120 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - いつも楽しみにしています^ ^更新頑張って下さい! (2019年12月21日 1時) (レス) id: 00fbafc59a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みっど | 作成日時:2019年11月17日 9時