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14話 ページ14

鉄穴森「?・・・伊之助殿??」



刀を受け取ると、伊之助君は庭に出る。




何をするつもりなのだろう、と見守っているとそこらに落ちていた石を手にした。





その瞬間、ガチーン!ガチーン!と手に持った石を刀に打ち付けた。




貴「はい!?」



刃こぼれ一つなかった刀が、みるみるうちに削れていく。





何をしているんだこの子は・・・!




鉄穴森「ぶっ殺してやるこの糞餓鬼!!」





そりゃそうなりますよね!



炭治郎君が必死に止めるが、怒りはまだ収まっていない。




鋼鐵塚さんも、鉄穴森さんが激怒した姿を見たことがないのか、萎縮しているように見える。






かくいう私も、普段温厚な鉄穴森さんの怒った姿を見てビックリだ。




先ほどから冷汗が止まらない。



貴「すみません鉄穴森さん、彼には私からしっかり言っておきますので」




愛している刀をあんな風にされたら、怒るに決まっている。





これは最悪、担当外れるかもなぁ・・・と嫌な考えがよぎった。






鉄穴森「ふぅ・・・A殿に免じて今回は許します、が・・・次やったら覚えとけよ糞餓鬼が」





静かに怒りをあらわにする鉄穴森さんに、伊之助君は一生懸命コクコクと頷く。





よかった、許してくれるみたいだ。





帰ります、と立ち上がった鉄穴森さんに「途中まで送ります」とついていく。





あの鋼鐵塚さんが静かだ。



玄関先まで行くと、鉄穴森さんが「ここで大丈夫ですよ」と手をあげた。




貴「あの・・・よかったら、ご飯ご馳走します。鋼鐵塚さんは日輪刀を打ってくださいましたし、鉄穴森さんにはお詫びを兼ねて」





鉄穴森「お詫びだなんて・・・私も大人げなく怒鳴ってしまいました。お気持ちはありがたいのですが、この後用事がありまして。鋼鐵塚さんは大丈夫かと」







鋼鐵塚「・・・・団子屋」




鉄穴森さんがそう言うと、ポツリと呟く。



これは連れていけ、ってことかな。




貴「わかりました。ではまた今度」




鉄穴森さんを見えなくなるまで見送り、「団子屋に行きましょうか」と言った。

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うりよ - ニヨニヨこの小説を読みながらニヨニヨしてたら父から叩かれました。(ノ#´Д`)イタイ (2020年3月19日 16時) (レス) id: 21c35aca73 (このIDを非表示/違反報告)
あん。(プロフ) - ニヤニヤがとまりません〜〜〜!!;; (2020年2月4日 23時) (レス) id: 4bcfa63d15 (このIDを非表示/違反報告)
麻婆豆腐 - 続きが気になります!おもしろくて前作含めて何周もしてます(^○^)更新頑張ってください! (2020年2月1日 12時) (レス) id: f6e05b3b11 (このIDを非表示/違反報告)
水人(プロフ) - 更新ありがとうござます!お話楽しみにしております^ ^ (2020年1月11日 19時) (レス) id: 82bf61e120 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - いつも楽しみにしています^ ^更新頑張って下さい! (2019年12月21日 1時) (レス) id: 00fbafc59a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みっど | 作成日時:2019年11月17日 9時

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