君と。 ∞infinite∞

＊Lucky-girl*3 MS-SJ ページ33

ソンジョンが好きなのかどうなのか…
自分の気持ちも分からないけど、
エルさんは答えさせてくれなかった

エルさんは私の口を封じるためか
内腿へ向けてじわじわ足を進めてくる

大好きなエルさんを拒否することも出来なくて…

これでエルさんから軽い女だと見下されてしまうことぐらい分かっているのだけど、私は体を動かせないほど、魔性なエルさんに酔わされていた

エルさんは、そんな私の困る顔を見て
クスッ と下を見て笑った

MS「もう一度聞いていい？」

「…」

MS「俺とは…無理？」

「どうして私を…

ソンジョンとしてるから、
手っ取り早く関係になれると…」

自分で言って気づいた

ソンジョンは私のこと…
好きでもなかったんだね…

だからエルさんに、私との体の関係まで話したのね…

ちょっと落ち込んじゃうな…
あっ私、ソンジョンのこと気にしてたんだ…

「エルさん、私ってそういう女に見えますか？」

え？違うの？ そんな顔をしながら

MS「好きだよ…俺は 君が」

とエルさんは言った

その言葉に
気持ちは感じれなかった…

MS「さぁ 部屋…行こうか」

椅子から立ち上がり有無も言わさず私の手を引っ張り歩かせる

「私の…私の…
私の気持ちは…どうでもいいんですか？」

MS「じゃあ聞かせてよ…ベッドの上で」

右肩を軽く押され 思わずふらつき
ぶつかったそれに座った

ベッド…だった

エルさんは、バックルを外しベルトを抜いた

シャツを脱ぎ捨て 私に近寄る

エルさんの太い首、肩、腕…腹筋も
どこもしっかりした筋肉で、
欠点なんてどこにも見当たらなかった

男らしいエルさんの喉仏につい見とれていたら、そっと押し倒され…
私は、覚悟した

好きだよ なんて、愛も感じれなかったから、きっと雑にされちゃうんだろうと思ってた

なのに…

MS「ね…唇に キスしていい？」

コクッ うなずくと

目を閉じ近づいてくるエルさん…

少しずれたところでエルさんの唇は合わさった

少しずつ唇へ近づき、ふんわり合わさる感触を楽しみ、優しくついばみ、遠慮がちに舌を絡めた

そこにはナイと思ってた 愛が あった

私は夢中でエルさんの舌を求めた

エルさんは私のシャツの中に手を入れ、チューブトップのブラを下から引き下げた

弾ける胸

胸を強く揉まれ、
離した唇を首筋へ這わし、
強く吸われ、
気を失いそうになった

「もう少し優しく…して」

MS「ごめん…やっと抱けたから焦ったみたい」

そう言ってまた唇を重ねた

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