君と。 ∞infinite∞

＊Lucky-girl*1 MS-SJ ページ31

「わかんっ… ない…

そんなの… んはぁ… エルさんっ…

何回聞かれても わかんないからぁ…」


MS「なんで… んはぁ…

ソンジョンにも… 許すの…」



私とエルさんは…
レコーディングスタジオの向かいにあるホテルの一室で体を交えている



私とエルさんとの出会いは、
友人ソンジョンがきっかけだった



一ヶ月ほど前


SJ「Aちゃん、明日さ〜何時でもいいから、楽屋に遊びにきてよ〜
朝から晩までレコーディングでさ〜
待ち時間退屈なんだ〜」

「え？私なんかが行っていいの？」

SJ「すっと通れるように話しとくからさ！」

と言われ、ソンジョンに会いに入った楽屋には ビックリ 大好きなエルさんしか居なかった


MS「君…誰」

「ソンジョンの友人です」

MS「さっきレコーディング入ったから まだまだ出てこないよ」

「そうですか…」

難しそうな本を読みながら ぶっきらぼうに教えてくれた



しばらくして 偶然に目があった

MS「君…退屈？」

「え…あぁ…まぁそうですね」

MS「何歳？」

「ソンジョンと一緒です」

MS「どういう友達？」

「私…実はタレントなんですけど
ソンジョンとは高校が一緒でした」

じぃーっと私を見るエルさん

そしてやっと出た言葉は

MS「…ふぅ〜ん そうなんだ…」

「あ、知らなくて当然です
まだまだ下っ端ですし、それに私…
脚タレなんです」

MS「脚タレ？」

「はい、脚のモデルしてるんです」

目線は下へと移され、慌てて脚を組み替えた

MS「本当だ…とても綺麗だね」

INFINITEの中でも一番大好きなエルさんに誉めてもらって、すごく嬉しくなってしまった

MS「ケアは大変？」

「あ、はい 保湿に一番気をつかいます！」

話は盛り上がると思ったのに、会話が途切れて静かになった

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