一話（流血表現や嘔吐シーンがあります）←見るかは自分で判断してください。 ページ2
Aside
チュンチュン。
小鳥のさえずりで、目が覚めた。
そんな朝も清々しいわけない、逆に憂鬱だ。
prrrr
うるさい…またか。
私はスマホを手に取った。
『はい、もしもし』
？「もしもしじゃないでしょｗｗｗｗ、今日も深夜一時に路地裏に来てよ」
ブチッ、ツーツーツー。
私に拒否権なんかない。
また、殴られるのか…。
そう思うと、一瞬で心はある感情に支配された。
「恐怖」
これだけだ。
はあ、と溜息を溢すようにベッドから降りようとしたら、全身に鈍い痛みが走った。
そっと、パジャマの袖を捲ってみると…
腕には幾つもの切り傷や殴られの後、痣があった。
足には膝から足元までに、流れている赤黒いもの。
それを見た時、急に気持ち悪さが芽生えた。
トイレに向かおうとするが、腕や足の痛みでその場に座りこみ吐き出してしまった。
『う…おえ、おあ』
『…っ、おあ…うぐぁ』
結局全部、部屋で吐き切ってしまった。
その為、部屋には血生臭い臭いと嘔吐物の臭いが密集したので凄い悪臭だ。
私は。フラッとよろめきながらも、腕や足の痛みも我慢して窓を開けた。
それで、次は救急箱を探し始めた時だった。
部屋のドアが開いたのは。
？「乱〜、ご飯できたよ…ってどうしたの！？」
入ってきたのは、そらるだった。
そう言えば、昨日泊まっていた事を思い出した。
咄嗟の瞬発力で、捲った袖は戻したものの…
部屋には嘔吐物が残っており、悪臭が凄かった←さっきも言った。
そらるは驚いて固まったままだった。
『ごめん、ちょっとだけ吐いちゃっただけだから、気にしないで。それと片付け手伝ってくれる？』
すると、そらるは
そ「分かった」
って頷いた。
その後は、深堀してこなかった。
そらるもそらるなりに、考えてくれたんだと私は思ってる。
そして、そらるがまふまふさんと打ち合わせに行った。
私はその瞬間、救急箱を持ってき応急処置をした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お気に入り登録者一人、ありがとうございます！
そらるさん、出てきましたね〜。
そらるさんとAさんは中学からの友達です。
Aさんは二十四歳くらいで。
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ちょこ - とてもよかったです！その後話が欲しい！ (2019年12月4日 19時) (
レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ラテ - 初見です！とても面白い作品でした！これからも頑張ってください (2019年5月31日 8時) (レス) id: 1862554cd3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーき - 露都さん» ありがとう！嬉しい！ (2019年5月14日 18時) (レス) id: a7f1ded10e (このIDを非表示/違反報告)
露都 - おぉ…同一人物だといわれて来たが結構面白い作品だね！完結おめでとう！面白かったよ！ (2019年5月13日 21時) (レス) id: b975388040 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーき - 暗嶺-ｸﾗﾐﾈさん» わかります！変な所か無ければ良かったです！うらたぬきさんのツンデレあれで、良かったのか？めっちゃ口調迷子でした (2019年4月21日 18時) (レス) id: a7f1ded10e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーき | 作成日時：2019年4月20日 15時
