TH side ページ7
TH「ヒョ〜ン！もう！待ってたんですよ！僕お腹減りました！」
JH「おっ？じゃあルームサービス頼めばいいじゃん！」
TH「電話してください、ヒョン！」
JH「えぇ！？やだよぉ〜！俺あの男のスタッフの人苦手だもん！」
TH「僕も苦手なんです！だから、お願い！ヒョン！」
JH「アイゴー。しょうがないなぁ…」
TH「へへへ、ありがと！ヒョン！」
ツアー最後の東京で宿泊したホテル
部屋もいい感じだし専属のスタッフまで付いてくれてありがたいんだけど…
担当の男の人がとにかく無愛想で苦手だ。
TH「(次ルームサービス頼む時はグガかジミナの部屋行こ♪)」
JH「…やー。電話でも無愛想だったよぉ…。はぁ、ジミナ達の方のスタッフさんはいいなぁ。聞いてよＶ！あっちのスタッフさん、すんごい可愛くてさ！色白でポニーテールが似合ってて〜、うるうるした目がかわいいんだよ！あぁ、羨ましいなぁ…」
TH「ふ〜ん」
色白でうるうるした目と言われてすぐにAが思い浮かんだ。
あいつ、髪が伸びてからずっとポニーテールしてたんだよなぁ。
さすがに大人になった今はしてないだろうけど。
大学から日本に行ったAは結局一度も韓国には帰ってこなかった。
俺はもしかしたら会えるかもって期待もあってできる限り実家に帰った。
でもそのうち、仕事が忙しくなって旧正月にさえ帰省できなくなってしばらく経つ
日本に来るたびに
コンサート会場の観客席を見回してAを探したり
握手会に来るんじゃないかってそわそわするのがいつの間にか癖みたいになっていた
JH「わぉ！テヒョンイ〜！チャパグリだよ！」
TH「えっ！やったー！」
JH「おっやぁ！軽く食べれる韓国料理ってお願いしただけなのにすごいな、あのイって人！さすがこのホテルで1番サービスができるだけあるよぉ！」
TH「？？…なんでヒョンがそんなこと知ってるんですか？？」
JH「んー？もう1人のスタッフの人が言ってた！なんかさぁ、あの2人、さっきもアイコンタクトなんかしちゃって親密な感じだったんだよねぇ〜♪まぁ、あんだけ可愛かったら周りが放っておかないよな♪」
TH「ふ〜ん。あぁ、お腹減ったぁ！」
俺は席についてご飯を食べだす。
ホビヒョンに訪ねてみたものの
宿泊先のスタッフさんになんて興味も湧かなくて
窓の外から見える東京の人混みをただぼーっと見つめた。
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湖都音(プロフ) - mocaさん» mocaさん コメントありがとうございます！！初コメントいただき感動です♡拙い文章ですが、楽しんでいただけるように頑張ります！ (2021年12月27日 7時) (
レス) id: 0d0a43a4b7 (このIDを非表示/違反報告)
moca(プロフ) - 一気読みしてしまいました！続きがすごく気になります！！更新楽しみにしています！頑張ってください！応援してます！ (2021年12月26日 11時) (レス) id: bd82834e96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湖都音 | 作成日時：2021年12月19日 10時
