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2 & あとがき ページ50

TH「ちょ!ヒョン!今大事なところ!」
JN「ヤー、ヒョンはまたお前らがイチャコラし出すんじゃないかってヒヤヒヤしたよ!場所選びなさいって言ったデショ!…それにいつまでAさんその格好でいさせる気?」

キム様は私の方を見ないように天を仰いで目を覆うと左手の親指で私の体を指差す

指さされた方を見るとふんわりとした白のトップスが水に濡れて体に密着しているからか薄らと下着の色が透けて胸の形がはっきりとわかる

「‼︎も、申し訳ありません!お目汚しを!」
TH「ヒョン!見ないでください!これは俺のです!」
JN「お前ってやつは!Aさんが大好きなのは分かったけど、流石に風邪ひいちゃうよ?Aさん」
「いえいえ!私は大丈夫で……クシュン!」
JN「ほら〜!着替えある?」
「多分、事務所に…」
JN「ん、ならよかった!こいつは僕が連れて行くね」
「あ、はい…失礼します…」

テヒョンがキム様に引っ張られてプールから出て行くのを見届けて私も反対側の梯子からプールサイドに上がる

TH「A!!俺はちゃんと向き合ったぞ!もう目を逸らさないって決めたから!」
「…っ……」

後ろから聞こえるテヒョンの声に思わず立ち止まったけれど振り向くことはできなかった。

JM「…相変わらず、君たちは手がかかるね」
「ジミン君…」

すぐ後ろからジミン君に声を掛けられて振り向くと
ジミン君は沈み切りそうな夕日の方に目線を向けて立っている。

JM「テヒョンイのさ、やり方はまぁ色々めちゃくちゃだけど…羨ましいよ。あんなに真っ直ぐに自分の気持ちが言えて」

あの時、素直になってたら
自分の気持ちをちゃんと伝えていたら
今頃もっと別の2人でいれたのかな

JM「…ねぇ、Aちゃん、テヒョンイの言葉、僕も賛成だよ。周りに迷惑かけるとか距離が遠いとかそんなこと関係なしにさ、たまには自分の気持ちに正直になってみなよ?」
「…っ…グスッ…」
JM「フフ、本当は抱きしめたいところだけど、辞めとくよ。テヒョンイに怒られそうだからさ。じゃあね…」

ジミン君は私の頭に手を置くと優しく何度か撫でてヴィラへと戻る

「…私、どうしたらいいんだろう…」

私の言葉は、夕日と一緒に沈んでいった。





----あとがき----

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

そしてそして、思ったより長くなりました!
(↑前回の最後も言ったけど(T ^ T))

今度こそ!結末を迎えられたらと思っていますので、もう少しお付き合いください!

湖都音

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湖都音(プロフ) - mocaさん» mocaさん コメントありがとうございます!!初コメントいただき感動です♡拙い文章ですが、楽しんでいただけるように頑張ります! (2021年12月27日 7時) (レス) id: 0d0a43a4b7 (このIDを非表示/違反報告)
moca(プロフ) - 一気読みしてしまいました!続きがすごく気になります!!更新楽しみにしています!頑張ってください!応援してます! (2021年12月26日 11時) (レス) id: bd82834e96 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:湖都音 | 作成日時:2021年12月19日 10時

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