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JM「…僕はAちゃんとテヒョ…僕の友人が上手くいけばと思っています。昔からどう見ても両想いだったし…だから、イさんにはあまりAちゃんと親密になってほしくないといいますか…すみません、急にこんな勝手なこと。」
ｲ「なぜそのようなことを」
JM「…見ていてもどかしいんです。今だって想い合っているはずなのに…。僕はあの2人は磁石みたいなものだと思っていて、今は少し距離があるからくっつかないだけで、何かきっかけがあればくっ付くのかな、と。」
ｲ「なるほど、磁石、でございますか。…ですがパク様？」
JM「はい？」
彼はグラスを拭く手を止めてカウンター越しに僕の前に立つ
ｲ「磁石にはS極とN極の2面がございますね？２つの磁石が近くで向かい合っていたとしても、S極とS極またはN極とN極同士が向き合っていたらどうでしょうか？？」
JM「えっ？えっと…反発しあう…？……それって、距離が近くても上手くいかないってことですか？」
ｲ「いえいえ、反発してもどちらかが向きを変えればくっ付きます。彼女が誰を選ぶか、または誰も選ばないか、それは彼女自身が決めることでございます。私は彼女の選択を受け入れるだけです。…ですのでパク様、先程のお話を素直に承知いたしましたとはお答えできません。」
JM「そう、ですよね…すみませんでした」
ｲ「いえ、その方はパク様のように優しいご友人を持たれて幸せですね」
ｷｨｨｨ
「パク様？お待たせいたしました！」
JM「うん。ありがとう！じゃあ、僕はこれで」
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僕ってば2人がもどかしすぎて、出過ぎたことしちゃったかな…
TH「おっ！ジミナァ！これから部屋帰るとこ？俺も行こー♪」
JM「はぁ、もうお前ってほんと何考えてるの？」
TH「へっ？！なぁにが？」
急に肩を叩かれたテヒョンイはポカンと口を開けて驚いている
JM「Aちゃんのこと！あんまり悠長にしてるとイさんに持っていかれるよ？？なんか、小さいブランドの箱、持ってたし…」
TH「…ふ〜ん、そっかそっか」
JM「そっかそっかって！あ、ちょ！テヒョンイ！」
僕の部屋のカードキーを手から奪うとニヤニヤと笑いながら小走りに部屋に向かうテヒョンイ
JM「はぁ、本当、君たちは手が掛かるよ」
そう呟いた後、吸い込まれるようにテヒョンイの背中を追いかけて自分の部屋に戻っていった
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湖都音(プロフ) - mocaさん» mocaさん コメントありがとうございます！！初コメントいただき感動です♡拙い文章ですが、楽しんでいただけるように頑張ります！ (2021年12月27日 7時) (
レス) id: 0d0a43a4b7 (このIDを非表示/違反報告)
moca(プロフ) - 一気読みしてしまいました！続きがすごく気になります！！更新楽しみにしています！頑張ってください！応援してます！ (2021年12月26日 11時) (レス) id: bd82834e96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湖都音 | 作成日時：2021年12月19日 10時
