3 ページ30
TH「じゃあ、何の問題もないじゃん！…俺、今からAに会ってくる！」
NJ「待て、テヒョンイ！問題しかないだろ！」
TH「なんでですか？ヒョン」
項垂れたり、フリーズしていたナムジュニヒョンは真面目な顔で俺を止めた
NJ「お前は今、ライブを控えたアイドルで、Aさんはその宿泊先のスタッフだぞ？お前と会ってるところを誰かに見られたらどうする？」
TH「じゃあ、俺の部屋に呼びます」
そうだよ！誰にも見られないし、Aと仲直りもできる！
日本のことわざで言うなら…そう！一石二鳥ってやつだ！
JN「はぁ…テヒョンイ？お前の担当はイさんだろ？関係ないAさんが入って行ってしばらく出てこないなんてバレたらやばいよ？」
片手で目を覆って首を大きく横に振るヒョン
JM「そうだよ、テヒョンイ。それに僕たちはあと2週間で帰るんだし…」
TH「問題ないよ、あいつ、連れて帰るから」
JH「連れて帰るって！Aさん仕事あるだろ？！」
TH「…ホテルの仕事はあっちにもあるじゃないですか！それに、働かなくてもA1人くらい、俺が養うし…」
JK「や、養うってヒョン…結婚でもする気？！」
TH「おっ！グガ！名案！！…俺、Aと結婚する！」
全員「はぁぁぁ〜？！？！」
そうだよ！
Aのことはもう離さないつもりだから
あっちに連れて帰って結婚しよう！
毎日会えるし、海外でのツアーは一緒に連れて行けばいい
SG「はぁ…お前、しばらく頭冷やせ」
TH「…？俺はいたって冷静ですよ？」
SG「そういうことじゃなくて」
JN「そうだね、テヒョンイはもう少しAさんのこと、考えてあげたほうがいい。…しばらくはAさんと2人で会うの禁止」
TH「えぇ？！そんなぁ…やっと会えたのに」
JM「やっと会えたからだよ。テヒョンイ。Aちゃんも僕たちもあの頃のままじゃないんだから…」
ﾄﾝﾄﾝ
話も終盤に差し掛かったところでノック音が部屋に響く
グガがドアを開けるとまた大量の皿が乗ったサービスワゴンをイさんが押して入ってきた
彼は部屋の全体を見回すとテーブルの上にテキパキと皿を並べていく
そういえば、ここに来た時、ホビヒョンが言ってた
Aとこの人、いい感じだったって
いやいや、でもAはまだ俺のこと好きな訳だし…
TH「(はぁ…やっぱりあいつわっかんねぇ…)」
俺はまたソファに項垂れるように脱力した
・
・
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 342人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
湖都音(プロフ) - mocaさん» mocaさん コメントありがとうございます！！初コメントいただき感動です♡拙い文章ですが、楽しんでいただけるように頑張ります！ (2021年12月27日 7時) (
レス) id: 0d0a43a4b7 (このIDを非表示/違反報告)
moca(プロフ) - 一気読みしてしまいました！続きがすごく気になります！！更新楽しみにしています！頑張ってください！応援してます！ (2021年12月26日 11時) (レス) id: bd82834e96 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：湖都音 | 作成日時：2021年12月19日 10時
