TH side ページ28
Aとのキスの余韻だろうか、他の人の声が遠く感じる。
なんだか体から一気に力が抜けたような気がしてグガの部屋のソファに倒れこむように座った。
TH「(本当に、Aだったな)」
夢でも見ているのかとも思ったけれど鼻に微かに残ったAのバラの匂いが現実であることを教えてくれた。
毎年帰省しても、日本に何回来ても会えなかったAがこんな近くにいたなんて
想像もしていなかった展開にまだ頭と心が整理できていない。
JH「んで?テヒョンイの話って??」
ホビヒョンに声を掛けられてハッと我に返る
ジニヒョン達にはさっきの状況見られてたしグガもびっくりさせたから
さすがに説明は必要だと思って姿勢を正した。
TH「…はぁ…」
どこから話そうかと思って言葉を選んでいたらドアの方からジミニが入ってきて
JM「会ったの?Aちゃんと」俺と目が合った瞬間そう言った。
TH「……うん。お前、知ってたの?」
JM「…初日にね。僕の担当だし」
TH「そっか。笑。全然わかんなかったわ」
こんなに近くにいたのに全然気が付かなかった自分に呆れて自然と笑えてしまった。
NJ「ってことは何?お前たちとAさんは元々知り合いなのか?」
JM「はい。高校の同級生です。といっても僕は1年くらいだけど…。彼女、僕達のこと全然知らなくて、チェックインの時にお互い初めて知ったんです。あとジニヒョンとグガもその時一緒にいたので知ってました。Aちゃ…Aさんから僕達のことは秘密にして欲しいってお願いされていたので…すみません。黙っていて」
JH「アイゴー!そんな偶然、あるんだね」
SG「まぁ、Aさんが俺らに興味ないのは変わらないしな、それは問題ないんじゃね?」
JN「で?ただの同級生が再会してすぐにキスなんてしないよね?テヒョンイ?」
JK・JM・JH「キキキキ…キス?!」
JN「うん、その後エレベーターホールで抱こうとしてたよ!あひゃあひゃ!」
JK・JM・JH「だだだだ…抱こうとしてた?!」
ジニヒョンの話にコントみたいに声を揃えて驚く3人
ニヤニヤして俺の話を待つシュガヒョンとジニヒョン、ナムジュニヒョンはまた両手で頭を抱えてしまった
TH「あ〜ハハ。うん、あれはやりすぎました」
JM「結局さ?何があったの?僕が転校した後」
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湖都音(プロフ) - mocaさん» mocaさん コメントありがとうございます!!初コメントいただき感動です♡拙い文章ですが、楽しんでいただけるように頑張ります! (2021年12月27日 7時) (レス) id: 0d0a43a4b7 (このIDを非表示/違反報告)
moca(プロフ) - 一気読みしてしまいました!続きがすごく気になります!!更新楽しみにしています!頑張ってください!応援してます! (2021年12月26日 11時) (レス) id: bd82834e96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:湖都音 | 作成日時:2021年12月19日 10時