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YOU side ページ17

シェフ「はぁ。ほんと39階の人たちステーキばっかだな!」
「す、すみません。シェフ…」
シェフ「あ゛ー。まぁお前のせいじゃねぇし、気にすんな!ちょっと時間かかるからまたできる頃に連絡するよ!」
「ありがとうございます!!」





「ほんとあの人たちステーキばっかだなぁ…」

基本的に食事はルームサービスで提供する。
特に私が担当しているキム様はステーキが大好物のようで、毎日1皿は食べている
そして、ルームサービスを持って行く度に新しいダジャレを聞かされるんだけど…
「(あの方、どんだけダジャレ持ってるんだろ…?)」

ピピピピピ

携帯の画面にはジミン君の部屋の番号

「(珍しいな、夕方に連絡があるなんて)はい!パク様、御用ですか?」
JM「あーAちゃん?2人で話したいことがあるんだけどさ、どこかで会えない?」
「あ、えっと…じゃあ…」







「ジミン君、お待たせ!ごめんね!ここしか空いてるところ思いつかなくて」
JM「ううん!僕こそごめん!それにしてもすごいね、ここ!東京が一望できるチャペルなんて豪華だね!」

ジミン君が私の下の名前を呼んで話がしたいと言った。
きっと個人的なことだろうと思って誰にも聞かれないここを選んだ

「あの、それで話って…?」
JM「ん、あのさ。あの後、テヒョンイと何があったの?」

ジミン君の口からひさしぶりに聞いたテヒョンの名前
その名前を聞くだけで動揺している自分に気がつく

「何って…大したことじゃないよ、ほんと」
JM「大したことないって顔じゃないよ…?僕には言いたくない…?」
「いや、そういうことじゃないけど……私ね、ジミン君に素直になりなって言われて初めて自分がテヒョンのこと、好きだったんだって気が付いたの」
JM「…うん」
「だから…自分なりにテヒョンに気持ち、伝えたくて…頑張ったんだけど…何か上手くいかなくってね?」

あの頃のことを思い出すとまた胸が張り裂けそうなくらい痛くなる
私の最後のテヒョンとの思い出は辛くて寂しくて
もう2度とあんな想いしたくなくてずっと目を背けてきた





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湖都音(プロフ) - mocaさん» mocaさん コメントありがとうございます!!初コメントいただき感動です♡拙い文章ですが、楽しんでいただけるように頑張ります! (2021年12月27日 7時) (レス) id: 0d0a43a4b7 (このIDを非表示/違反報告)
moca(プロフ) - 一気読みしてしまいました!続きがすごく気になります!!更新楽しみにしています!頑張ってください!応援してます! (2021年12月26日 11時) (レス) id: bd82834e96 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:湖都音 | 作成日時:2021年12月19日 10時

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