君じゃなきゃダメなんだ…第3章 (ページ32)

今日:8 hit、昨日:15 hit、合計:22,802 hit

辞めちゃうの？　+EHside ページ32

明らかにドンへの表情が違う。多分、いっぱいいっぱいになってるドンヘ。

でも、こんな空気を本番まで引きずるわけにはいかない。

ここは普通に話を進めてドンヘの気を紛らわさないと…

EH『そんな寂しい事言わないでよ。俺達、一度だってAさんの事、いち契約のスタイリストさんだなんて思ったことないよ。そうだよね、、、カンインヒョン。』

でも俺のその言葉にかすかに反応したのはAさんの方だった。

KN『ウニョクに言う通りだよ。Aさんはそんな風に俺達の事を見てたの？

俺達はAさんの事、ほんとのヌナみたいに慕ってたのに…寂しいなぁ～(ーー；)』

そしてヒョンの言葉に、Aさんの表情が見る見るうちに泣き顔に･･･

HC『あれ、あれっ？どうしたの？Aさん･･･なんだか今日でお別れみたいなシチュエーションじゃない？』

すると泣き笑いのAさんから思いもよらない言葉が･･･

A『ヒチョル～！なんで当てちゃうの･･･黙ってフェイドアウトしようって思ってたのに…』

ほんとは黙って行こうってそう思っていた。そうなると今日が最後になるかもしれない。

その思いが私を切なくさせてる・・・

カンインの言葉に隠してる気持ちが少しだけ表に出で、ヒチョルの言葉で隠しきれなくなった。

ここは笑いで誤魔化して打ち明けるしかないのかな？

A『ヒチョル～！なんで当てちゃうの･･･黙ってフェイドアウトしようって思ってたのに…』

私の言葉にいち早く反応したドンヘ。

DH『Aさん・・・それっ、どういう意味？フェイドアウトって、、、仕事辞めちゃうの？』

さっきまで視線を外していたドンヘがまっすぐな瞳で私を見つめてる。

一瞬、なんて言っていいのかわからなくなった。

ダメだ・・・こんな表情みせたら心を読まれちゃう。

しっかりしなさい！私!!

A『今月で契約が切れちゃうの！

更新のお話しもいただいたんだけど、そろそろ日本で仕事しようかなって思って･･･だからみんなとの仕事は今日が最後なの。

今まで仲よくしてくれてありがとねっ！スジュとの仕事は超楽しかったよ！』

その言葉に動揺を隠せないドンヘ。

EH『ドンヘ…』

そう声をかけた途端、俺の横をすり抜けるように部屋を飛び出していった。

追いかけようとした時、ヒチョルヒョンから制止される、

HC『時間ないんだぞ。お前まで一緒になって出て行ってどうすんだよ(-"-) 』