君じゃなきゃダメなんだ…第3章 (ページ22)

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壮行会・・・　　（人5）・SM・EHside ページ22

心を開き、自分の運命と向き合い、前を見て希望を捨てない決断をした唯ちゃん。

きっと心の中は不安でいっぱいだろう。

でも前に進むことを諦めなかった唯ちゃんを私達は全力で応援することに…

そしてそんな一大決心をした唯ちゃんの壮行会。

ヨンシクさんの計らいで、唯ちゃんの為にみんなが久しぶりに宿舎に勢揃いすることになった。

UJ『りえちゃん、ここに座って…』みんなして唯が座りやすいスペースを作ってくれていた。

でも、、、決して特別扱いではなく普段通りに接してくれるみんな・・・

そんなみんなの優しさが嬉しかったのか、唯は少し瞳がウルウルしてる。

そんな唯の横に腰かけ、

SM『唯… 今日はみんなからのパワーをもらう日。いっぱいもらって早く踊れるようにならなきゃ！そうでしょ？』って手を握った。

ﾁｪﾘﾝ『やっぱり今日みたいな日に行くのは…まずくない？』

EH『なんで？』

ﾁｪﾘﾝ『なんでって？今日は唯さんの壮行会でしょ？やっぱり仲間内だけでやった方が…』

EH『俺の彼女＝仲間だよ。それにみんなが揃う日って、そうそうないんだよ。今日みたいなチャンス日を逃すと、ﾁｪﾘﾝを紹介するのがまた先送りになっちゃうし…(ーー;)』

さっきからこのやり取りを約10分間。

俺がみんなにﾁｪﾘﾝを彼女として紹介したいって言ってるのに、なんだかんだ言いながら行きたくなさそうなﾁｪﾘﾝ。

EH『まだ秘密にしたいの？それとも…みんなの事、まだ信用できない？』

ﾁｪﾘﾝ『そんなんじゃないよ。でも、今日は…』

その時、机の上の俺の携帯がぶるぶると暴れだす。

EH『あれっ？ヒチョルヒョンからだ！もしもし、ヒョン、どうしたの？』

HC『ヒョク、さっきドンヘから聞いたんだけど、お前、彼女連れてくるってホント？』

EH『へっ？ドンヘが話しちゃったの？』

HC『という事は、ホントの話みたいだなっ。わかった！おめでたい報告だもんなっ。

よし、俺がその彼女、品定めしてやるよ。お前にふさわしいかどうか…じゃっ、早く来いよ!!』

一方的に話すと、ブチッと電話が切れる。

EH『相変わらずだなっ…(ーー゛) 』舌打ちをしてポケットに携帯をしまう。すると少し心配そうなﾁｪﾘﾝが
ﾁｪﾘﾝ『誰だったの？』でもこれって…ﾁｪﾘﾝが絶対断れない口実になるかも？

EH『ヒチョルヒョンだよ。絶対にﾁｪﾘﾝを連れて来いってさ…』