君じゃなきゃダメなんだ…第3章 (ページ15)

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恋人達の時間。 EHside ページ15

お店の駐車場でシウォニ達と別れ、俺はﾁｪﾘﾝを送り届けるために新村に…

やっとこれでﾁｪﾘﾝを俺の彼女だって晴れて宣言できる。

これもいつもからかわれてばかりいるギュのおかげ。

たまには役に立つというもんだなっ(笑)

ご機嫌なドライブを楽しんだのも束の間、、、

気がつけば、ﾁｪﾘﾝの食堂の前。

そして帰り着いたのはすでに日付が変わってた。

EH『はぁ～、もう着いちゃった。』

俺の言葉にﾁｪﾘﾝがクラッチを握る右手に自分の左手を重ねながら、

ﾁｪﾘﾝ『少しだけ、上がってく？』

ﾁｪﾘﾝ…それってどういう意味？

思いもよらないﾁｪﾘﾝの言葉に、ドキドキと同時に顔がにやけてしまった。

EH『いいの？』意味深な俺の言葉に

ﾁｪﾘﾝ『へっ？』全くもってその意味を感じとっていない不思議顔のﾁｪﾘﾝ。

EH『へっ？』

あれっ？あれっ？そう意味じゃなく？

するとやっと気づいたﾁｪﾘﾝが

ﾁｪﾘﾝ『もしかして、、、いやらしい事、考えてた？』

EH『はっ？い、いや、そ、そんな事…考えてないよ。』

と言ってはみたものの、そういう思いが過ぎったのは事実で、焦りを隠せない俺。

ﾁｪﾘﾝ『もう～、何考えてんの(ｰｰ;)
私はただ単純にもう少し、ヒョクチェといたかっただけだから…』

EH『あれっ？今、ヒョクチェって…』

するとﾁｪﾘﾝが頬を紅く染め、

ﾁｪﾘﾝ『なんて呼ぼうかなって、ずっと考えてたの。

ウニョクはスジュペンみんなのものでしょ。

ヒョクって呼び方も他のメンバーがしてるみたいだし…

私だけの呼び方…したかったんだけど、ダメだった？』

そう尋ねるﾁｪﾘﾝが、誰より一番愛おしく感じた瞬間。

EH『ダメな訳ないじゃん。なんかくすぐったいけど、すごく嬉しい…』

そう言いながら重ねた手を引き寄せると、その唇にキスを落とした。

でも唇が離れた途端に急に慌て始めるﾁｪﾘﾝ。

EH『どうしたの？』

ﾁｪﾘﾝ『まずい、まずい、ここ外だよ。パハラッチとかにみられたりしたら大変！』その慌てようがまたツボで、愛おしさが増す。

EH『みられた時は「彼女ですけど…何か？」って、開き直るから大丈夫だよ…』

そう言いながらもう一度、ﾁｪﾘﾝを抱き寄せた。

その時、ポケットに入れていた携帯が賑やかになり始める。

ﾁｪﾘﾝ『びっくりした！』

急な着信音に瞬時に俺から離れるﾁｪﾘﾝ

誰だよ(ｰｰ;)

このタイミングでのメールはマジでKY(ｰｰ;)

でも、そのメールを見た俺はそんな呑気な事を言ってる場合じゃないことに愕然とした。