君じゃなきゃダメなんだ…第１章

SuperJunior？　 ページ5

あの日とは･･･私がＳＭさんの契約延長を断って日本に戻る事を決めたあの日。

あんなに楽しかった日々を全て捨ててでも守りたかったあの人の事。

そう、あの人を初めて知ったのは、今からちょうどちょうど5年前。

私が一番弱っていたあの時だった･･･

【回想】

今日で離婚して約半年･･･

離婚届に印鑑を押したあの瞬間、私の人生はもう終わりだってそう思ったけど･･･
そう簡単に私の人生は終わるはずもなく、

ただいま次の就職が決まるまでアルバイトの日々

澪「Aちゃん、これ片づけたらおしまい？もう上がれるみたいねっ」

ファミレスでウェイトレスのバイト。

まだ働き始め2ヶ月の私に、とっても優しくしてくれるこの人は澪さん。

私より一つ年上のシングルマザー。

どういう理由でシングルマザーになったのか詳しい事情までは聞いてはないけど･･･

どうも私と一緒の理由ではなさそう。

本来なら一番許せない立場の人だけど、澪さんはそういう感情を全部掻き消してくれるほどの包容力があって･･･
たった3ヶ月なのに、今まで私の身に降りかかった不幸の全てを打ち明けるほど信頼しきっていた。

A「澪さん、今日はこの後バイトが入ってるんですか？」

澪「ううん、今日は皿洗いのバイトはお休みだから、保育園に美優を迎えに行ったらそのまま帰り･･･あっ、よかったら一緒にご飯でも食べる？」

A「そう言ってくれるかなって期待してました(*^^)v」

こうやって一人暮らしをし始めた私を、時々夕食に誘ってくれる澪さん･･･

人恋しい今この時期に澪さんの優しさが身に染みて嬉しかった。



居間にある小さな炬燵に潜り込んでいると、美優ちゃんを寝かしつけた澪さんが何かを手にして戻ってきた。

澪「Aちゃん、これ！一緒に見てくれない？」手にしていたのはDVD

A「DVD？何のですか？」

澪「韓流アイドルのライブDVD。」

A「韓流アイドル？えっ、そっち系好きでしたっけ？」

するとちょっと困った顔で笑った澪さん･･･

澪「全く興味なし！だけど友達から無理やり見ろって押し付けられて(^_^;) しょうがなく借りたのはいいけど中々見る気になれなくて･･･ねっ、付き合ってくれない？」

差し出されたDVDに書かれていたのは

「Super Junior The 1st Asia Tour Concert "SUPER SHOW"」

A「SuperJunior？聞いたことないなぁ〜！東方神起なら聞いた事あるけど。でも見ないと返せないですもんねっ？付き合いますよ。」

澪さんがいなくなった日…→←イェソンと(名前)の憂鬱。 + （人3）・YSside

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