君じゃなきゃダメなんだ…第１章

お預けの返事…　　SW・DHside ページ36

トゥギヒョンと奈央ヌナの結納も終わり、２人の幸せそうな姿にみんなして胸をなでおろす。

色々とあった２人だからこそ、誰よりも幸せになってほしい。そう思う気持ちが強くて…

そして俺も、次の恋は出遅れないようにとスタートを切ったはずだったのに…まだ結果はお預けのまま(ーー;)

そんなある日の事、

いつも仲良しの紗枝とリョウギがキッチンで何やらごちょごちょ…

SW『何やってるの？』

紗枝『あっ、シウォンオッパ、おはよう。今ねっ、パンケーキ焼いてるの…オッパも食べる？』

SW『俺の分もあるの？』

RW『もちろん！大量に作ってるんでみんなで食べよう(^^♪』

SW『みんなって？ 唯も一緒？』

紗枝『あっ、そうだよねっ…悪いけど、オッパ、唯さんを呼んできてくれる？』



紗枝から頼まれ、唯の家の前…

確か奈央ヌナはギュとソンミナヒョンと一緒に日本入りしてるから、唯ひとり？

という事は、今日こそはあの時の返事を聞けるかなっ

大きく深呼吸をしてチャイムを押す。

インターフォン越しに

唯『はい、どなたですか？』と唯の声

SW『唯、俺。』

唯『あれっ、シウォン？どうしたの？』

SW『紗枝とリョウギがパンケーキ焼いたから、一緒にどうかって…』

唯『パンケーキ？』ここまで会話しているのに一向にドアを開ける気配のない唯

SW『ねぇ〜、玄関先でパンケーキとか叫んでる俺って、かなり恥ずかしいから、このドア、開けてくれない？』

でも返ってきた答えは、

唯『無理！』

SW『何で？』

唯『超だらしない格好してるから！』

SW『いいよ。俺だったら全然気にしないし、どんな唯でも、俺にはきっとかわいく見えるだろうし…』

自分でもよく言うなって言葉もためらいもなく口から出てしまう。それだけ思いが強いって事…

でも唯の言葉は

唯『だ、誰にでも、そ、そんな見え透いたお世辞言っちゃってるんじゃない？』

SW『他の人には言わないよ。それは唯が一番わかってる事でしょ？』

こういえば、今俺が一番聞きたい事、、、わかってくれるよねっ…



朝起きるとなんだかキッチンから美味しそうな匂いが…

どうやら紗枝とリョウギがみんなの為にパンケーキを焼いてくれていた。

DH『俺達の分もありそうだねっ？』そういうとリョウギと顔を見合わせ

紗枝『いっぱい作ったからみんなで食べましょう』って…幸せそうな２人の姿に思わず俺も笑顔になったんだ。

ヌナが危ない？　DH・SWside→←覚えててくれたんだ…(*^^)　+DHside

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