君じゃなきゃダメなんだ…第１章

衣装… ページ32

その事件とは・・・

ﾕﾗ『ケビン〜! これ、F(X)さんの衣装だから運んでくれる？』

A『ユラ、中、ちゃんと確認した？』

ﾕﾗ『はい！もちろん！ケビン、その右側にある箱がそうだからねっ。宜しく!!』

男手が一人しかいないので仕方ないけど、ケビンはいつも重い物を持たされる担当になって来ていた。

A『ケビン、大丈夫？手伝おうか？』

ｹﾋﾞﾝ『ユラがヌナくらい優しければなぁ〜(ーー;) 全く人使いが荒すぎるよ。』

大きな声でケビンがぼやくと

ﾕﾗ『あっ！また、呼び捨てぇ〜!! 私のアンタより年上なんだからヌナって呼びなさいよ!! ヌ・ナ！！』

この２人のこの喧嘩はいつもの事で…でも私もここが甘かったんだ。

なんとケビンが運んだ箱の中身が・・・SHINeeの衣装だったのだ。



リハ後に中身を確認したルナが

ﾙﾅ『ヌナ、これ、私たちの衣装じゃないみたいなんだけど、ねっ、ビクねぇ。』

ﾋﾞｸ『そうだねっ、私達の衣装じゃなさそうねっ。』

その言葉に慌てて箱を覗き込むユラ。

ﾕﾗ『え〜!! まって、まって、これってSHINeeさんの衣装じゃない？』

A『えっ、SHINeeの衣装？SHINeeって言ったら、この後、ソウルのスタジオでＰＶ撮りって言ってなかったっけ？』

ﾕﾗ『そうだっ！場所変えて撮影だって！』

ｱﾝﾊﾞｰ『って事は・・・まずくない？』

アンバーの言葉にユラが慌てて外に飛び出す。

ﾕﾗ『ケビ〜〜〜〜ン！！』と叫びながら！



どうやらケビンはユラの右側を勘違いして、左側の箱を持っていったらしい。

ﾕﾗ『ケビン、右側だって言ったじゃない(-"-)』

ｹﾋﾞﾝ『それはユラから見て右側だろっ。だから僕は左の箱を持っていったんだよ。』

ﾕﾗ『私はケビンから見て右側って言ったつもりだったのに〜！箱の中身は確認しなかったの？』

ｹﾋﾞﾝ『ちゃんと5人って書いてあったから、てっきりＦ(Ｘ)だと・・・そういえばSHINeeさんも5人かぁ〜(-_-;)』

2人ともどうやら早とちりと勘違いが重なったみたいで･･･でも元はといえば私が最終確認しなかったから

でももめてる時間は私達にはない！とりあえず指示をだす！

A『ケビン、SHINeeの衣装さんに連絡取って、あとは指示に従って！ユラは昨日使った衣装がこの楽屋のどこかにないか確認して！私は、とりあえずみんなに話してみる。』


この後、幸いなことにSHINeeの移動がまだだったという事で事なきを得たけど･･･
この件で私達はこっぴどく叩かれることとなった。

初心・・・　+DHside(訂正あり)→←幸せな日々･･･（訂正あり）

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