君じゃなきゃダメなんだ…第１章

癖が強い？　（人5）・（人6）side ページ27

業界ではベテランの域だったAさん･･･バリバリっていうイメージじゃなかったからちょっとびっくりした。

でも、、、大丈夫？

ミジョンさんのスタイリングに絶対なる信頼を寄せていたみんな・・・

まっ、担当が替わる事って珍しいことじゃないから、みんなもすぐになれると思うけど･･･
うちのメンバーはかなり癖が強いからなぁ〜

ﾐｼﾞｮﾝ『これ、彼らのデータです。洋服のサイズと靴のサイズ、あと好みの色とか性格とか、、、わたしなりにまとめたので何かの役に立てばと思って･･･』

A『ありがとうございます。すごく助かります。』

ﾐｼﾞｮﾝ『グループによってカラーが違うと思うけど、スジュはかなり癖が強いので頑張ってくださいね(^_^;)』

ミジョンさんも苦労したみたいですねっ…



一通りの打ち合わせを終え、歌番組の収録があるテレビ局へと移動。

ﾐｼﾞｮﾝ『こうやって奈央ちゃん達と移動するのも今週いっぱいねっ』

横顔が寂しそうなミジョンさん。

奈央『きっと、みんな寂しがると思います。ミジョンさんの事、みんな信頼してたから･･･』

ﾐｼﾞｮﾝ『そうだとうれしいなぁ〜。でもAさんが感じのいい人で良かった。
ハングルもかなりしゃべれそうだし、意思の疎通も十分取れそうだしね･･･』

紗枝『そうですね。みんなとも仲良くなれるといいんだけどなっ…』



楽屋につくなり、みんなにご挨拶をし始めたミジョンさん。

最初は神妙な面持ちで聞いていたオッパ達。でもミジョンさんが頭をさげた途端に

パパ〜〜ン！！！！

クラッカーの音が鳴り響く。

全員『ミジョンヌナ〜！！ おめでとう！！』

KN『ヌナ、よかったねっ。』

KH『予定日はいつなの？』

RW『どっちか、もうわかる？』

EH『まだわかんないよね？ 今一番大事な時期だって聞いたけど、、、大丈夫？』

SW『俺らの出来る事は何でも言ってよ、ヌナ･･･』

SD『重いものは俺が持つ!!(笑)』

DH『俺はヌナごと背負う(笑)』

みんなの優しい言葉に次第にミジョンさんの瞳が潤んできた・・・その時、

SM『ヌナ・・・元気な子を産んでよ。俺達もヌナがいなくなって寂しいの我慢するんだからさっ…』

さすがソンミンオッパ･･･女心のキュンポイントを押してくる〜

ミジョンさんの頬を伝う涙。

そして一言･･･

ﾐｼﾞｮﾝ『みんな、ほんとにありがとうねっ･･･一緒に仕事が出来てすごく楽しかったよ。
次のスタイリストさんとも仲良くしてねっ？』

見覚えのある女性･･･　+DHside→←予期せぬ再会･･･　+(人５)side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す